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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

親の本当の役割とは何か?

今回は以前にお話ししたツバリ博士の書かれた他の本からの抜粋をご紹介したいと思います。

https://hahagyo-rakudai.hatenablog.com/entry/2020/10/05/094727

https://hahagyo-rakudai.hatenablog.com/entry/2020/10/12/063912

https://hahagyo-rakudai.hatenablog.com/entry/2020/10/17/013902

 

この本は「しつけ」をテーマに書かれていますが、わたしの心を激しく揺さぶりました。

いつもながら、もっと早く彼女の本に出会えていたら良かったと思うばかりです。

 

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英文

My child isn't my easel to paint on nor my diamond to polish.

My child isn't my trophy to share with the world, nor my badge of honor.

My child isn't an idea, an expectatin, or fantasy.

Nor my refection or legacy.

My child isn't my puppet or a project.

Nor my striving or desire.

 

My child is her to fumble, stumble, try, and cry.

Learn and mess up.

Fail and try again.

 

Listen to the beat of a drum faint to our adult ears.

And dance to a song that revels in freedom.

 

My task is to step aside.

Stay in infinite possibility.

Heal my wounds. 

Fill my bucket.

And let my child fly 

 

-Shefali Tsabary, PhD 

Out of Control: Why Disciplining Your Child Doesn't Work....and What Will.

 

 

邦訳

我が子は親が絵を描くためのイーゼルではないし

ピカピカにするためのダイヤモンドでもない。

我が子は世界中に見せびらかすための親のトロフィーではないし、

名誉を表すバッジでもない。

我が子は理念でもないし、期待でもないし、空想でもない。

我が子は親の鏡でもなく先祖や家族の遺産でもない。

我が子は親のあやつり人形でもないし研究課題でもない。

親の努力の対象でもないし望みでもない。

 

自分自身で手探りしながら、転び、また試みて、泣くことが我が子の仕事。

学び、めちゃくちゃにすることが仕事。

失敗して、そしてまた頑張ってみるのが仕事。

 

我が子は自分の好きなように自分の太鼓を叩く。

でもその音は親の耳にはほとんど聞こえていない。

そして我が子は自由で満ちた喜びの歌に合わせて踊る。

 

親の役割は、

脇に退き

子供の無限の可能性に懸けること。

そして我が心の傷を癒し、

自分の空っぽのバケツを満たすこと。

そして我が子を飛ばさせてあげること。

 

ーシェファリ・ツバリ博士。

「コントロール不可能:なぜしつけがうまくいかないか。それなら何がうまくいくのか?」

(でもまだ翻訳されていないようです。😢)

 

ドクダミママ至言

ずうっと長い間、我が子のために犠牲を払ってきた親が今しないといけないことは、

 

自分の心の傷を癒し

空っぽのバケツを満たし、

我が子を飛ばさせてあげること。

 

それが親の本当の役割であるのだ。

親は親の人生を生き、

子供には子供の人生を生きることを許す。

 

それはわかっているけど

辛いことだ。😢

なぜなら

子育てを長く続けていくと、そこに待っているものは

空っぽのバケツだけ。

それは母の心。

 

現実を受け入れるしかできることは残っていないのだ。

今まで頑張った自分を褒めてあげよう。

それと同時に我が子を飛ばさせてあげよう。

そして空っぽになった自分のバケツを少しずつ満たしてあげよう。