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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

子供の言動を変えることが一番大切ではない

 

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うちの子猫たち。今は大きくなって他の家にもらわれていった。

子猫の心は読み取りやすいけど、人間の子供の心は難しい。。。

 

今回もツバリ博士の言葉の抜粋で、第3回目です。

これも私の胸を貫く言葉でした。

"Neither is the goal to change a particular behavior. Our concern isn't with "how to put my child to sleep" or "how to get my child to eat." The principa task is to put spiritual foundatirons under both our child's life and our own. This triggers a shift in the elemental way in which we related to our childrenm with the result that thier behavior automatically falls in line as they become aware of , and true to, who they really are. Behavioral change are an outgrowth of a shift in the relationship."

 

親の目標は子供の言動を変える事ではありません。

親の最大の関心ごとは、「どうやって子供を寝かしつけるか」とか「どうやって(嫌いな食べ物を)食べさせるか」(他に、どうやって宿題をさせるか、どうやって学校に行かせるか、どうやって言うことを聞かせるか)などで、あるべきではないのです。

親の根本的な仕事は子供と親自身の生活に霊的な基盤を築くことなのです。これをしたら、子供との基本的な関わり方に変化をもたらすでしょう。そして結果的に、子供が自分のしていることがわかっていくに従って、その行動は自動的に改善していき、本来の自分に正直になることでしょう。

子供の言動の変化は親子関係の転換から来る派生物でしかないのです。

 

これをちょっと砕いてみるとこんな感じかなと思います。

 

親は子供の振る舞いのみに集中している嫌いがあります。

これがちゃんとできないから、これが間違っているから、としきりに直させようとします。そして常に、どうやって何かを「させるか」「させないか」ばかり考えています。

その過程で、親子関係をこじらせたりもよくあることです。

なぜなら、それは子供にとっては「否定」であるからです。

子供の個性(わがままとか?)と成長段階(トロすぎる?)に対する「否定」です。

また子供の自由意志や自己権利に対する「否定」です。

 

否定された子供は自己防衛のために反発することでしょう。

でも本当に大切なことは振る舞いを変えさせることではなくて子供にそして親にも霊的な基盤を築くことなのではないでしょうか。

 

ん?

霊的?

スピリチュアリズム?

 

このように

霊的とは、何か宗教的な匂いがするとおっしゃる方もいるかもしれません。

中には「危険な発言」と言われる人もおられるかもしれません。

そういう意味合いもあるでしょう。でもこれはそれ以上のことだと思います。

ツバリ博士も言われているように、ここに根本的な問題があるのではないでしょうか?

 

どんな親でも将来子供に立派になってほしいと願っています。でもどんなタイプの立派な子供を願っているのでしょうか?おそらく犯罪などに手を染めることなく、社会にしっかりと足並みを合わせられるタイプでしょうか?一流大学に入り一流企業でバリバリと仕事をするタイプでしょうか?そのためだけに親業を頑張っているのでしょうか?

確かに親が子供に成功して欲しいのはわかります。私も同じです。でもそればかりになるのが問題なのです。果たしてそれが人として最も大切なことなのでしょうか?

 

霊的なものの方が大切であるような気がします。

霊的とは人が肉体以上の存在であるということを簡単に説明している言葉です。

人は肉体的な生き物である以上の存在で霊的な存在なのです。

これを子育てに応用するなら、魂のレベルで物事を判断するということです。

親自身も子供にも魂がありその魂をもっとも大切に考え(なるべく)それに沿った生き方をすることを意味します。

 

でも多くの人はそんなことを考えずに日々を送っています。

親も多忙な日々に追われる中、様々なことに心をとらわれ最も大切な部分を忘れやすいのが普通です。

もし親自身が魂を持った人間であると理解できるなら、我が子を一個の魂を持った人間として扱うこともできます。

でも親が目に見える物質だけを考慮するなら子供にも同じことを要求するでしょう。

つまり、我が子を魂を持った人間とは扱わないということです。

霊的な基盤とはそういう概念を最も大切な基盤として生きていくことを意味しています。

 

あなたの生きていく上での基盤とはなんでしょうか?

ただ物質主義の人生を生きているだけでしょうか?

 

子供は大人が思っている以上に心が清らです。

それに反して大人は汚い心の持ち主だと思います。

だんだん世の中に染まっていき汚れていくのです。

それが子供には見えるのです。

本音と建前で生きている親の姿が。

 

清らかであればあるほど大人の醜さが見えてしまいます。

だからそんな世の中で生きていくことも辛いのです。

そしてそれに足並みを合わせられないことも辛いのです。
そういうことも理解してあげることが子供の霊的な部分に心を留めることかと思います。

 

もし我が子の霊的な状態や成長に心を留められるなら、つまり彼の心の成長を最も優先するなら、

親が焦って変えようとしなくても、自然に子供の言動は変わっていくでしょう。

子供の振る舞いの変化は親子関係の改善からもたらされる副産物です。

 

親子関係を改善するには、

子供の心のうちの深い部分を見てあげることです。

親の思い通りにできない

期待に応えられない

我が子のその心を感じとってあげることです。

それが我が子の魂に触れることなのです。

もし親が子供の魂に触れることができるなら

子供は自然に変わっていくでしょう。

 

ドクダミママ至言

親の最も大切な仕事は子供の霊的な成長、つまり魂の成長に携わることです。

我が子の魂に触れることができる親は子供と良い関係を築けます。

親子関係が改善すれば子供も変わるでしょう。


子供の言動を変えるのではなくてまずは親子関係を改善。

それには我が子の魂に触れ寄り添うことです。