一旦母親になると事あるごとに必ず聞かれることがある。
それは・・・
「ご家族はいかがですか?」
はて、「ご家族」とは一体誰のことだろうか?😅
どの家族?😅
どうも彼らは何度同じことを伝えても覚えてはいないようだ。
なぜいつも同じことを聞いてくるのだろうか?
要するに聞いてくるけど別に興味があり知りたいから聞いているのではないのだ。
ただのアイスブレーカー。
または社交辞令。😰
家族のことは
なんとなく話しやすい話題。
共通点がある話題。
聞きやすい話題。
天気と同じような話題。
さしさわりのなさそうな話題。
でも・・・自分にとってはかなりさしさわりのある話題。
だから本音は聞いて欲しくない。
しかし聞いてくる相手も別に本音なんか知りたくないのだろう。
そもそも自分という人間は母親以上の人間であり、たまたま母親でもあったということに過ぎない。
親業は職業でもない。(だって絶対にプロになれない・・・😰)
自分には他に興味対象があり、
社会経済問題や老後のプラン、今読んでいる本、興味深い思想、とか、
他のことを聞いてほしい。
だけどやっぱり他人は常に家族のことを聞く。
簡単だし聞きやすいからだろう。
伝えても「興味なし」が見事に顔に出ている。(アメリカ人は隠すのが下手😅)
皆自分の子供のことしか興味などないのだ。
それなのに(とりあえず)聞いてくる。
思い出したくない親時代。
不愉快にさせられる。
だから最近ひとに家族について聞かれると
こういう返答をあげたりしている。
「家族?夫のこと?」
「元気にしてますよ。歩けないけど・・・」
(彼らは夫の健康なんか100%興味はないのは見え見えだ。彼らはただなんでもいいから聞いてくるだけなのだ)
「子供たちは?」
「子供はいません。」
「??????」
そう、うちには子供はいない(ということにしている)。😅
皆成人して自立して暮らしているから、大人であって子供ではないのだ。
だから「いない」と言ってある。
そういうことを言うと、
ここの人は皆なんと言っていいかわからず黙る。
そこですかさずこう出る。
「確かに彼らが私の子供であった時期もありました。
夢の中ですが。
実はわたしは30年間、夢を見ていたのです。
私は意識不明だったのです。
そして近年、その夢から覚めたばかりなのです」と。😅
そういうことを言うと、人は
わたしのことを「変わり者」と思うらしい。
だからどうした。
変わり者で結構。
世の中には「こう聞かれたらこう答える」みたいなパターンがすでに出来上がっていてそれ以外のことを言う人は「変人」呼ばわりされる。
変人呼ばわりされても構わない。
わたしはこれからは自分の言いたいことをしっかり言うつもりなんだから。
(今だって十分言ってるって???😅)
もちろんこんな返答をするときは、相手に二度とその質問をして欲しくないときである。
ほとんどは、「彼らはちゃんとやってますよ」(やってないけど)と答えることにしている。
それか、「さあ、どうなんでしょう。」
斉藤一人さんも、言っておられた。
お元気ですか?って聞かれたら、元気ですって言ってりゃいいんだよ!ってね。
誰も母親の本音なんか他人の子供のニュースなんか知りたくないのだ。
特にいいニュース。😅
他人の不幸の蜜の味というでしょ?(Other people's misfortune tastes like honey)
でもたいして友達でもない人に我が子の悪いニュースを伝えてどうするの?
だから一人さんの言われていたことは真実なのだ。
親子ともども元気です、と答えるのが常識だからそれをおうむのように繰り返すだけ。
でも・・・それなら母がかなりのストレスを抱えている時に心から耳を傾けてくれる人はどこにいるのだろうか?
うっかり口を開けば噂はあっという間に広がるであろう。
それは恐怖だ。
自分の愚痴や悩みを言える安全な場所を見つけるのは難しいと感じている。
わたしも誰にも言わないようにしている。なぜなら、多分迷惑なんだと思う。
だから一人で抱え込んでいるのが現実だ。
(それでブログで憂さ晴らししてます・・・😅)
でもまあ、やっぱり・・
今までずっと意識不明で記憶喪失だから覚えていない、ということにしておこう。😅
秘密をバラせる人は、強いて言えば、自分と同じ立場の人か、プロのカウンセラーだけ。
あとは黙って適当にはぐらかしている方が賢い。
ドクダミママ至言
誰に家族の秘密をバラすかは気をつけないといけない。
子供さんはどうしてますか?というのはただの社交辞令が多い。
聞かれても本心から知りたくて、聞いてはいない。
だから「お陰様で」とか言っていればいい。