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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

元次男に仕事が見つかる

母の日でちょっとくぼんだけど火曜日には回復した。

地元の中学校の聖歌隊の発表を見に行って気分転換できたのが理由かもしれない。

あまり上手じゃないし・・・生徒はまっすぐ立ってないし・・・

(飛び回っている輩もいた!😅)

歌と歌の間に舞台でおしゃべりまでしていた。

服装もバラバラ。

ひどくまとまりのない発表会。

唖然。😰

これは日本では絶対あり合えない。😅

親はみんな怖い顔をしてじっと舞台を見ていた。(私は親じゃあないのでリラックス!)

 

帰ってから東京の友人に母の日のことについて聞いたら過去25年間何もやってもらってない!とこぼしていた。

そっかー。そんなものなのね。

安心した。

 

話は変わるけど・・・

 

元次男の人生が最近ちょっと変わってきた。

もっとも彼とは連絡を取り合っていないのでこれは娘から聞いた話だけど。

今まで彼はGoogle社で品質管理・データエントリーの仕事を契約社員としてやっていた。

でも今年の11月からはその仕事ができないため他の仕事を探していた。

 

そしてやっと正社員として就職が決まった。

さては30歳の誕生日を目の前に焦ったのか・・。😅

(これで焦らない人はどうかしてるよね・・・😅)

 

医療データ解析が会社の専門業務らしい。

最終選抜6人の中に入れてもらえ、その中で最終的に彼が一人選ばれたらしい。

これも品質管理職(データに間違いがないかどうか確認するだけの繰り返し作業)だけど、彼は他に色々なことができるのでそれを買われて雇われたらしい。(本当かどうかは謎)

 

どうしていきなり彼が重い腰を上げたかというと

年齢が一つ。

もう一つが嫁が教職の仕事を解雇になったからだ。

上司と言い争いになり彼女は引かなかった。(謝ればいいのに!頑固だから引けない😰)

それでその場で解雇を言い渡されたらしい。

同時に大学院も退学。(大学院と教職の仕事がつながっているのでこういうことになった)

 

だから必死になったのだろう。

よかった。

その後、嫁も弁護士事務所で事務の仕事が見つかったらしい。

これで両方の家族が心安らかに生きられそうだ。

ただあと2ヶ月で大学院は卒業できたのにもったいない話だ。

 

でも二人には何も言わない。

この息子も嫁もしばらく(この’しばらく’はかなり長い年月のこと😅)

そっとしておくと決めたのだから。

 

本人の人生。

自分で試行錯誤を繰り返しながら生きることが彼の人生であり嫁の人生。

親の出る幕はもうないし出てくると怖い顔であっちに行けと言われるのだから、

これでいいのだ。

 

親になるということは悲しいことだ。

今まで一生懸命育ててきても・・・時が来れば

いきなり邪険に扱われたり

必要なしと言われたりする。

 

でもこれで良いのだ。

独り立ちとはこういうことを言うのだから。

そしてこれが普通。

 

いつかはどうにかなるとは聞いていたけど本当なのだと納得した。

道を切り開いていくのは本人。

でも・・・多分また他の試練がやってくるだろう。

それでも

そこにきて根掘り葉掘り探りを入れてはいけない。

探るのがやめられない親は距離をおいた方がいい。

 

もちろん母の日も連絡はないし

今後もずっとないだろう。

このままの状態が続いていいのかって?

いいと思う。

 

親としての長い苦悩の日々はまだ自分の脳裏に焼き付いているけど、

今後はもっと速度を上げて忘れていけるはずだ。

確かに忘れるのも悲しいことかもしれない。

でもそれしか完全な脱皮方法が残っていない。

母業のトラウマからの・・・。

 

あとは娘が結婚でもしてくれたらもっと楽になれる。

でも・・・しなくてもまあいいっか。

そして三男が軍隊の訓練を6月に終えてから就職が決まってくれれば、さらに楽になれる。

でも希望通りに見つからなくてもそれもいい。

孫はもう諦めたのでどうでもいい。

 

子供の不幸は知りたくない。

全ては自分には関係のないこと。(と自分に言い聞かせている・・😅_)

 

なんか・・・期待しないって幸せなことだ。

 

執着を捨てて

全てを神に委ね、

ちくりとする胸に手を当てる。

もう親ではないのだなあ。

その実感を噛み締めるのだった。

裏庭の果物の木々に花が咲き始めてきたと同時に元息子の人生にも花が咲き始めてきた。

自分の心もこの空のように澄み切っている。

心配しないで自然の成り行きに任せること・・・が本来の親のあるべき姿かもしれない。