昨日、私宛にターゲットから贈り物が届いた。
中身はガーデニング用のブーツと手袋。
差出人は長男と長女らしい・・・(なんとなく夫が買ってきたような気がする)。
中身に感謝の気持ちを綴ったカードもなかったし・・・箱もボロボロだった・・。
(やっぱり夫が娘に誘って娘が品物を選んで、夫が買ったことがバレた!)
そして夫がいうには、翌日の母の日に私をレストランに招待するとかいう予定だったらしい。
夫は、「ほら子供たちもこうやって感謝の気持ちを示そうとしているよ。
なんだかんだと言ってもやっぱり母親を愛している証拠だよ」とか言っていた。
そして今朝、夫が何時に食事をするか長男に確認の電話を入れた。
すると・・・
「いきなりだけど予定が変わったよ。他にすることがあるから今日は会えない」
と言ってきた。
まさか・・・ドタキャンか・・・。😓
その直後夫は娘にも連絡した。
娘は・・
「キャンプしているから無理」と返答。😓
ん?ということは昨晩からキャンプということよね?
それなら、最初から母の日を祝うつもりなどなかったのだ。😓
(母の日にわざとキャンプ???)
どうも臭い。
そして電球が自分の頭上で光った。
絶対そうだ。
シカゴに住む元次男が妻の実家(近所)に帰省したのだ。
なんたって母の日だもん。
電車で安く往復できるということがわかったからそれで昨日から来ているのだろう。
それで仕返しと私の不幸を狙って残りの子供たちを呼んだということだ。(夫の家族はこうゆう仕返しとか、一生恨みを抱くとか普通なのだ。これって遺伝子なのだろうか?)
二人もそっちの方が楽しそうだし(なんたって明日のことは心配しない陽気なメキシコ人だもの!)、最初から実家に寄るのは乗り気じゃあないし、だからそっちに行くことにしたのだろう。
子供達のことに関しては、今まで私の感はほぼ外れたことがない。
だから今回も当たっているはずだ。
元次男の嫁はメキシコ人。
彼らの文化といい子供の育て方といい、日本のそれとは正反対。
子供たちにほぼ何も特別なことはしない。(ここの家だけなのか??)
娘には異常に厳しく、息子は溺愛。
学校の勉強にも一切干渉しない。
習い事なんてゼロ。
自分に散財することはあっても子供たちにはしない。
我が子の大学の学費は払わないけど自分のためにグッチのバッグは買う。
自動車教習所へも申し込まない。(アメリカでは親が教習所代を払い練習にも付き合う)
常にブランド物で身を包み外見重視でお金重視。
自分のことばかり考えてきた女性だ。
そんな母親が「お母さんありがとう」と言ってもらえて、
なんで私のような母が無視されるのか・・・・全く理解に苦しむ。
むしゃくしゃするので外に出て庭の草むしりを始めた。
ずっしり重い気持ちをどうにかしようと
ひたすら手を動かした。
なんでこんなふうになってしまうのか。
こういう嫌な隠れ遺伝子を持つ夫と結婚したことがそもそもの間違いだった。
そのあとは全てが間違い続き。
結局自分のせいか・・・。😅
家族のために生きてきた自分にとっては
この家族に問題があるということは
何も希望が残っていないことの証明なのだ。
涙がポロポロ出てきて大声で泣いた。
(幸いなことに田舎ですから近所には聞こえません。😅)
するとある思いが浮かんできた。
彼らが私に会いたくない理由がわかったのだ。
それは・・・母親に顔向けができないからだ。
ズバリ!彼らの出来具合いが母親の犠牲に見合わないから!
それを彼らはしっかり知っているのだ。
だから顔を合わせられない。
よって逃げる。
隠れる。
色々口実をつけて。😅
つまり罪悪感の表れなのだ。
はっきりと確信した。
彼らは自分の人生を生きたい・・・けど結局親の目も気になっているのだ。
たとえ、私が別に自分の好きなようにしなさいと言っても、それは本心から言っているのではなく、90%諦めの境地から言っていることを悟っている。
見放されているようで嫌なのだ。
かといって介入も嫌ときている、
よくわからない心境だが、かなり真実に近いはず。
親の期待に応えられない悲しさと同時に自分を正当化したいという思いの間に挟まれ、
いたたまれなくなり、だから無視をして逃げるのだ。
Ignoring altogether!というやつだ。
これでわかった。
母の洞察力に勝てるものはこの世にない。
だから自分の察しにはかなり自信が持てる。
休憩に家の中に戻ると三男から留守電が届いていた。
そして彼の嫁からも「母の日おめでとう」とメッセージが届いていた。
4分の1が親を大切にしてくれている。
それって25%。つまり成績で言うなら’F’だよ。
’F’はちょっとね〜〜〜落ち込むよ〜。😰
まっ、仕方がない・・・か。
これって自業自得ってことなのだろうか?
こういうことが続くと引っ越したい気分になる。
やっぱりオーストラリアあたりに移住もいいか。
そういえば、成人した子供との関係が思わしくなかったのでオーストラリアに移住してしまったイギリス人女性もいる。
本当は親友家族のいるニュージーランドにしようかと思ったけど・・・ニュージーランドは条件がかなり厳しい。
だから代わりにオーストラリア。
近年は洪水が多いけど、アメリカだって自然災害はある。
どこだって同じ。
子供のいない世界に行けるならどこでもいい。特に外国。
最近はタイなどが退職者に流行りらしい。
それもいいかも。
でも一番行きたいのはやっぱり日本。
地震があってもいい。
人間関係が複雑でもいい。
今の人間関係(つまり子供との)より絶対マシなはず。
怖い国が隣にあってもいい。
四畳半のアパートでもいい。
そんな気持ちにさせられた母の日だった。
もう母の日なんていらない。
ドクダミママ至言
母の日が全ての母にとってハッピーな日というわけではない。
そういうことって結構多いようだ。
結局悲しむ自分の心を慰められるのは自分だけ。
仕方がない。
こんなもんだ。
ほとんどの人は現実を生きていて理想を生きている人は少数派。
ただ今日という日が終わることを待つのみ。
明日からはただの日。
今日だけ耐えればいいのだ。