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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

もう終わっているのに・・・

つい最近こんなYouTubeを観た。

ドイツ在住の日本人女性が夫から離婚を告げられた話だ。

この思わぬニュースに彼女はショックを隠せず日々落ち込み泣き続けた。

www.youtube.com

 

 

www.youtube.com

この現状がどうにもならないとわかっていても

彼女が日本に滞在していた子供たちに会いに行く前日、夫と最後の話をしてみることにした。

でも

しつこい妻に対して夫から言われた言葉はこれだった。

 

「もう僕たちは終わっているんだよ。」

 

ああ。

・・・・・思わず腑に落ちた。

そうだ

 

自分の親のとしても役目も終わっているんだ。

 

それなのに

子供たちの親という自分の役目に固執している。

 

でも子供たちはやっぱりこう言いたいのだろう。

「もう終わっているんだよ」・・・と。

 

私の子育ては終わったのだ。

親としても役目も終わったのだ。

親子の関係も今までのような類は終わったのだ。

彼らはもう母親を必要とはしていないのだ。

 

それは本当のことなのだ。

なんとなくわかっていても手放せないこの気持ち。

手放せば楽になれるのにできない自分。

 

変えられない現実。

どうにかしようとしていた。

それは焦りとなりイライラとなる。

ストレスとなる。

やめた方がいい。

 

もう終わったのだ。

 

本当に終わっていてもう何もできないことを

今度こそ完全に認めた。

そしたらフワッと軽くなっていく自分の心に気がついた。

 

彼らの人生に口を突っ込まなくてもいい。

私たちは別の人間で

過去の親子の関係はすでに終わったのだ。

 

受け入れる。

それが幸せへの道。

 

終わったことを再開させようとかしなくていい。

閉じた扉は開かない。

いくら必死にこじ開けようとしても無理で

開けようともがけばもがくほど苦しくなるもの。

 

終わったのだ。

閉じたままの扉。(娘の部屋😅)

 

ドクダミママ至言

閉じてしまった扉はいつまでも見つめていないこと。

無理やりこじ開けようなんてしない方がいい。

その代わり、今開きそうになっている別の扉に目をやること。