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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

親の抱えるトラウマ

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これこそ本物のトラウマ!
実は米国生活の長い自分は最初の頃この言葉がなんだかわからなかった。😅
虎と馬のことかいな?と思っていた。実はこれ英国式発音だとトローマ、米国式発音だとトラーマ。トラウマってやめて欲しいわ・・・輸入言語もカタカナ化すると問題ありね・・・。😅
(出典元:http//tagosaku.jugem.jp/?eid=277

 

祖国を追われた子供たちの心

ウクライナ・ロシア戦争のため祖国を追われ、子供たちは精神的なストレスを抱えているとユニセフが発表した。

そしてこれが一生抱えていかないといけないトラウマになるかもと懸念している大人も多いようだ。

確かに戦争に巻き込まれるなんて度を越すトラウマだ。

トラウマにならないことを願うけれど・・・それはもう仕方がないことなのかもしれない。

この経験にも負けないくらい強い大人に成長してくれることを願うしかない。

 

親の抱えるトラウマ

どうもこの子供時代から来るトラウマの多少や度合いがこの親業に大きく影響するようだ。

子供時代が比較的穏やかで悩みも少なく

親や家族との関係がいい人はトラウマの少ない

穏やかな親になりやすい。

 

反対に親との関係があまり芳しくなかったり

その親もトラウマが多かったり、

不幸な子供時代を送ったりすると、

親になった時になかなかうまく子育てができなかったりする。

 

つまりどのくらい心配事があったかが明るい子育てができるかに大きな影響を及ぼすと言っても過言ではない。

 

誰でもトラウマくらいある

理想的には暗い経験はない方がいいのかもしれない。

でも考えてもいただきたい。

そういう人生って果たしてあるのだろうか。

子供時代は特に幸せな時期であった方がいいのは当たり前だ。

それでもそういうふうにならないケースが結構多い。

しかし、起こってしまったことは今さらどうにもできない。

 

では、どんなことがトラウマになるのだろうか。

 

親に散々叱られたこと。

親に殴られたこと。

親に怒鳴られてばかりいたこと。

虐待。

学校の先生に嫌なことを言われたこと。

人前で思いっきり恥をかいたこと。

クラスメートにいじめられたこと。

ある教科が苦手だったこと。

ひどい成績をとったこと。

受験に失敗したこと。

親の死亡。

親の病気。

親の離婚や蒸発。

親の会社が倒産。

親が失業。

夜逃げ。

事故。

貧困。

ネグレクト。

引越しの数が多かった。

転校が多かった。

ホームレス生活。

 

これに加えて

戦争の経験もある。

難民になってしまったり流浪人生を送ったりもある。

 

まさしく

このようなことが全くなければ穏やかな子供時代となる。

そうでなければ

トラウマになり後々影響を与える。

ウクライナの子供たちも後に何かしらの試練を経験した時に知らずと今感じている感情が湧き上がってくるだろう。そして恐怖感におののくかもしれない。

 

でも・・・

やっぱり・・・

誰でも何かしらのトラウマはあるような気がしてならない。

それを抱えながら生きているのが全ての動物界の生き物の運命なのかもしれない。

 

トラウマが感情に及ぼす影響

親になった時に子供時代に感じた不安感などの感情はたとえ本人が認識していなくとも

それは蘇ってくる。

 

子供の犯すたわいのない間違い。

それを目にし、親は恐怖の気持ちにさせられる。

将来を案じて不安になるということもある。

でも本当の理由はこういうこと。

 

つまり、今目の前で起きていることが引き金となり自分が子供時代に感じたその感情がよみがってくるということ。

結果として、たとえ大したことでなくとも親はその感情に完全に支配されてしまい

その状態で子供に対応してしまうのだ。

それは子供のためではなくただ単に親のどうしようもない不安感の解消が目的だ。

もちろんそうであることを親自身は認識していない。

 

昔に感じたその感情は細胞に記憶されている。

潜在意識に刻まれている。

それを消すことはとても難しい。

それは普段は眠っているように見受けられる。

でもあることを機に目覚めさせられ表面化してしまう。

その引き金が我が子なのだ。

 

親になると

自分の子供時代のトラウマが表面化しやすい。

 

こういうこともあり子育てがうまくいかない。

それはやっぱり親の不安要素が大きいからだ。

 

自分だけのせいではない

子育てがうまくいかないのは

それは自分だけのせいではない。

過去のトラウマも影響している。

 

ただみんなレベルの差さえあれどトラウマの一つや二つある。

だからそういう感情が二度と起きないように同じような経験をしないよう先手を打つこともできる。それなら一見マイナスな経験だけどプラスに変えられる。

戦争が耐えられなかったから、一層平和を望み平和な社会構築のために努力をする、ということにもなる。

 

だからトラウマも一概に悪いとは言えないかもしれない。

 

親はうまく対応できないのは自分のトラウマが一理あることを認め

自分を赦してあげることも大切。

 

そして自分の中の問題をじっと見つめその解決に臨むことの方が大切。

 

つまり親の心の安定が一番大切で

安定すれば子育てもうまく行きやすい。

 

ドクダミママ至言

子供時代のトラウマは親になって知らず知らずのうちに蘇ってくることが多い。

トラウマがあるから感情のコントロールが難しくなる。

 

でもほとんどの人に多かれ少なかれトラウマくらいある。

マイナスの経験があるから再度経験しないように避けようとする。

それならトラウマにも意味がある。

ただトラウマの頻度や度合いが極端ならそれは自分の感情との戦いになる。

 

今日もダメ出しをやって子供を泣かしてしまった・・・という話はよく聞く。

でもそれもトラウマが関係している可能性が高い。

それをわかっていた方がいいかもしれない。

 

親は子供をどうにかしようとする前に自分の中の問題解決に臨む方が大切。

親の心が安定すれば子育てがうまくいくようになる。

このトラウマの存在。

辛かった子供時代の自分に優しい言葉をかけてあげることも大切。

自分に厳しくしない。

そうしたら子供にも厳しくしないようになれる。