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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

東京五輪の悪夢と母の息子への思い

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(出典:https://www.bbc.com/japanese/58003338

 

現在、東京オリンピックの真っ最中。

才能と勇気と体力と強さと自制心の塊のような選手たちがとても眩しく見える。

 

でも、屋外での競技に参加している選手たちはこの例年にないような猛暑で熱中症にかかっても全くおかしくない状態にいる。

 

なるべく涼しい時間に競技を予定することもできるけれど、日数も限られていることからそういう弁官を図ることもなかなか難しいと実行委員会側は語っていた。

 

こんな最悪の状況でも諦めないのがスポーツ選手というもの。

彼らはヒーローなのだから。

それでも弱音を吐きたい気分になることはある。

 

ロシアの選手はこんなことも言っていた。

最後まで戦うことはできる。でも生きて母国に帰れるかは定かでない。

その時誰が責任をとってくれるのか?(菅総理か実行委員長か?😓)

 

オリンピックは感動が多い。

でも特に自分の息子たちと同じような年齢の若い男性の選手を見ていてとても辛い。

(なぜかなぜか女性選手のこともあまり心配していない・・。女性の方が結構タフと思っている。。)

 

とても他人事とは思えない。

応援してあげているけど、

この選手たちの母親はどんな気持ちで我が子が猛暑の中で戦う姿を見ているのだろうか、とついつい考えてしまう。

なぜなら息子の戦いは母の戦いでもあるのだから。

 

母親は我が子が意識不明にでもなって死の谷をさまようくらいなら、

勝っても負けてもいいから無事に帰国して欲しいと望んでいるはずだ。

反対に男性は同性には往々に厳しく、どんなに大変でも甘ったれたことを言うな、とか言いそうだ。

 

この母の気持ちが息子の甘やかしにつながり息子の自立を阻むことも知っている。

でもこうやって母というものは、常に息子を心にかけているものだ。

だから息子が苦しむ姿は見ていられない。

すぐにでも駆け寄ってできることはなんでもしてあげたい。

我が子の苦しみと引き換えに自分が苦しむ方がいいとさえ思っているものだ。

 

だけど

自分は卒親が目標だから彼らのことを考えないようにしているし、連絡もわざと取らないようにしている。

それでも、あの子は今頃どんな気持ちでいるだろうか、とふと頭に浮かぶことは多い。

ただ考え始めるとキリがないのでそれを一瞬だけにとどめるようにしている。

それ以上考えると苦しみとなるからだ。

 

母というものはそういうもの。

どんなに遠くに行っても我が子を100%忘れることはできない。

 

それなら安全な家にずっと置いておいておけばいいかもしれない。

でもそれはだめ。

特に息子。

息子という存在は母親のそばに置いておくものではなく遠くに行かせるものだからだ。

そうすることは自立した大人の男性になるための大切な段階なのだ。

息子が四苦八苦してもがき苦しく姿は目も当てれない。

でもそれは避けれない道。

だから母は皆涙を飲んで息子を巣から飛び立たせないといけない。

自分が安心したいがために、息子の苦労を取り上げてはいけない。

 

それが正しい息子への対応であるように感じている。

 

遠くに飛んでいった自分の雛鳥に何もしてあげることはできない。

ただ無事を祈るだけ。

その母の気持ちが我が子に届くことを願い、

あとは神様にお任せするしかない。

 

選手の無事も祈りたい。

 

ドクダミママ至言

息子がもがき苦しむ姿は母には耐えられない試練。

とても見ていられない。

でもそういう経験は彼らが大きく成長するには必要なこと。

だから母は背後に周り、ただ無事を祈ることしかできないのだ。

でも試練を乗り越えて家に帰ってきた時には立派になった息子がそこにいる。

あなたは彼を誇りに思うだろう。

その日が来ることを信じて遠くに飛ばさせてあげるのだ。

 

オリンピックについての補足:

実は日本のオリンピック実行委員会は2020年の東京での主催国申請時に、世界に向けて嘘をついたらしい。

つまり・・・こう言った。

“With many days of mild and sunny weather, this period provides an ideal climate for athletes to perform their best.”

長期にわたるマイルドで晴れの天気を伴うことから、

この時期は選手たちが最高の力を発揮できる理想的な気候を提供する。

ca.sports.yahoo.com

www.tokyo-np.co.jp

嘘。えらい嘘。

日本の夏のどこがマイルドなわけ?

理想的?????????

 

日本人がこれを聞いて嘘と思わない人はいない。

7月と8月は猛暑と誰もが知っている。日本人だって耐えられないのに外国人ならもっと大変でしょ?特に北国出身と南半球の選手。さらに地中海性気候の国から来た選手も。

と言っても決まった後で日本側は秋の開催を提案したらしい。

でもアメリカが自分たちの都合で夏に無理やりさせたとか・・・。

やっぱりアメリカ・・・。自分たちの国が勝ちさえすればあとはどうでもいいのか。

さすが。勝つためならなんでもする国民性。😰

それとも大した暑さでないと楽観視していたのか。

 

それにしてもオリンピックこそ、アンフェアな国際競技はないかも。

だって貧しい国の選手はほとんどメダルがもらえない。

国を背負って出てきたのに、メダルなしで帰国するなんて合わせる顔がないでしょ?

だから基本的にオリンピックはあまり好きではない・・・。

メダルは三種しかないから、ほとんどの選手と国は負け組になることになる。

おまけに今回はコロナでせっかく一生懸命トレーニングをして来日したのに、陽性と出て参加できなくなった選手やスタッフもいる。そもそも日本で使っている検査試験はおそらく以前アメリカで使用してた古い類のものに違いない。

これだと陰性でも陽性と出てしまうのだ。だからあんなにケースが多かった。

あの感染数に騙されてはだめ。

いずれにせよ、今回無理やり五輪をすることは良かったのか悪かったのか・・。

でももしお金のためにやることが一番の目的なら、選手のパフォーマンスはおまけ(金儲けの道具)みたいなもので、結局汚い何かが陰で動いているように感じられてならない。