今年の母の日の出来事について語りたい。
米国東部時間午前10時に娘からラインで"Happy Mother's Day"と連絡が入る。
10時半に長男から来た。
午後3時(ハワイ時間午前9時)に三男から同様に連絡。
そして例の元次男からは・・・・
夜の10時に夫のメルアドに、メッセージが入った。
なっ、なんで父親のメルアドに送るわけ?????
彼のことだ。絶対意図的な仕業に違いない。😅
それでメーセージはというと
「母の日おめでとう。
僕のことは心配しないでください。現在は(超エリートの)〇〇銀行で働いていますから。
コロナの予防接種もこの間三度目のをうってきました。だから何がきても大丈夫です。」
では(素直でないこの母は)この行間を読むことにしたい。😅
母の日おめでとう。(何がおめでたいのか・・・。こういう息子をもっておめでたいことは何もない)
僕のことは心配しないでください。(心配はしていない。イラっとさせらるだけ)
現在は(超エリートの)〇〇銀行で働いていますから。
(働いている建物は確かにその銀行の所有物で、建物の上にも銀行名が書いてある。でも一階だけが銀行。次男はその銀行に勤務というわけではないし、銀行業務に携わっているわけでもないことは、長男から既に聞いている。彼は自尊心が低いせいか、こういうエリート名や華やかな職業に憧れるきらいがある。自分に素直になればいいのに・・・そうすれば生きるのが楽になるのにね。)
コロナの予防接種もこの間三度目のをうってきました。だから何がきても大丈夫です。
(3回目???やっぱり生き延びたいのか・・・。親が心配しているとでも思っているのか。いや、彼が感染するとか頭にも浮かばなかったんだけど・・・感染でもすればちょっとは反省するかとも思ったりして・・・。😅)
とりあえず就寝する前に連絡がきたのでノルマ達成ということで認めてあげよう。
該当しない人宛だけど・・・。😅
しかし、
息子はなぜ自分に素直に生きないのか?
残りの子供たちは自分に素直に(わがままに自己中で)生きていると思う。
で、我が家の方針として、好きなことで得意なことをしなさいといつも言ってきた。
それはなんでもよく、他の人と比べてはいけないとも言った。大学はアジア系米国市民は普通は行くけど、我が家は進学を強制したことはない。
また、何を選ぶかは少ない人生経験から選べば良い、とも言っていた。
(それしかないでしょ?)
ところがうちの元次男は、隣の芝生ばかりを見ているきらいがある。
今やっていることを一生懸命やれば花が開く可能性があるのに、ちょっとでも困難にぶつかると諦めてしまう。そして隣の芝生を見ている。
では何をやってきたからというと、
習い事:
体操(身長が伸びてきて柔軟性にも欠け体が重くなってきたので向かないと言われて断念)
空手(黒帯持ってます。でも全くやっていないからスキルは全部忘れたはず。)
ピアノ:脳の開発のためにやった。なんとなく弾けていたけど・・才能・・・なし。
アート(なかなかいいと思ったけど、妹に勝てないからやめたらしい。なんでも競争心をむき出しにするタイプ。😅)
大学:(注:米国の大学はいくらでも選考を変えることができる)
1。ビデオ制作(グループ活動が苦手。頭が柔軟でないのか創造性に欠ける。でも編集は得意。就職が厳しいので止めてしまった。成績は割と良かったのに・・・。)
2。科学(動物が好きだったので獣医になりたいと言い出した。でも高度な数学でつまづきさっさとやめてしまった。)
3。日本語(一時、大学の専攻だったけど翻訳が嫌いでそういう仕事は嫌だからと言って止めた。成績はB+だったので悪くはなかった。)
4。ビジネス(日本語と合わせて仕事に直結させようとしたけど失敗。苦手なだけでなく理解もできない、イコール不向き。)
5。シミュレーション、アニメーション、& ゲームデザイン。(彼の憧れる華やかな業界だし、手に職をつけるためにこれはいいかと思い親が勧めた。才能はあったとみんなに言われているけど頑張らなかったので、卒業しても仕事につけない。ちなみにこの大学始まって以来この専攻で関連業界に仕事が見つからなかったのは息子一人だけ!平均成績はB(ほとんどC+)。就職にはギリギリの成績。でもポートフォリオが良ければ仕事が見つかる。それなのに彼はポートフォリオの作品数が少なすぎて相手にされない・・・。数を増やせばいいだけなのに・・・やらない。何かが怖いから。)
6。教えるのが上手なので、先生になることも勧めた。でも行動に移さない。
職歴:
- ファーストフードレストランでの肉体労働。
- 洗車
- モール(デパートのこと)のセキュリテイガード
- データエントリー。今もやっている。一日中同じようなデータをコンピューターにインプット。この仕事をするのに大学の学位は必要ない。確かにこれはキャリアにならないのでどうにかしたいと思いながら既に29歳。😅😅😅生活費の高いシカゴの一等地に住んでいるため(身のほど知らず😅)データエントリーの仕事は二つかけもちしている。
なんでも学士をやり直して今度は建築に行きたいらしい。しかしこれ以上親は学費を払えない(払いたくない)ので、自分でどうにかしるようにと伝えてある。
製図が好きで得意だったので頑張るようにと勧めた。そのくらいの学費なら助けてあげれるので一部助けるつもりもあった。しかし今のところ全く行動に移さない。
電気技工士も興味があったらしく、それもやりたければがんばれと励ました。それはとても安定しているし収入もいい。師弟制度があるのでそれでキャリアをスタートさせることも可能。でも行動に移さない。それを指摘すると怪獣になるので何も言えない。
動物が好きなので、トリマーとかどうかと勧めた。でもごちゃごちゃごねてるだけ。
自分に素直になればいいのに。
つまり正直になればいいのに。
今やれることをやればいいのに。
苦手なことは苦手と認め、少しでも得意なことがあればそれも認め、一生懸命がんばれば道は開けるというもの。それなのに世間の目を気にして、かっこいいかどうかが選択肢の基準になっていることが問題なのだ。それから始めたばかりの時は誰でも初心者でわからないことが多いもの。慣れてくると理解も深まってくる。そこまで頑張らないといけないのに、途中で止めてしまう。そしてどんな分野にもスランプはあり課題があるということもわかっていない。当然それを教えても聞く耳持たず。
プライドが許さないから。
人の提案を聞くということは自分の無知を認めること。
それは彼にはできないことなのだ。
そしてごちゃごちゃ考えるだけでますます頭が混乱していっているようだ。つまりぐるぐる周りとしている。そして根っからの頑固さが状態をさらに悪化させている。
当然それも周りから言われるのは嫌。親から指摘されるのが一番嫌。
だから黙っているしかない。
親がこの世を去ったあとに目が覚めても遅いでしょう。
しかしどうにもならない人は仕方がないのだ。
自分に正直に素直になるって大切ですよね〜?
こういう子をもった親ははっきり言って何もできない。
助けられない。
アメリカでも50歳をすぎた男性が、過去を悔やむ話、よく聞く。
元息子もこれの可能性が高いと見ている。
まあ彼が50歳の時はどうせ親はもうこの世にいないはずだからどうでもいいと思ってる。
結局自分が撒いた種は自分で刈り取ることになるのだから。
とは言っても素直じゃあない石頭の彼はかわいそうでもある。
そう、固執するものなんて何もないのにね〜。
自分に素直になれば生きやすくなるというもの。
それが幸福への道なのだ。
だから
それをしない彼の理解に苦しむ。
自分に正直になろう。
世の中は人に正直ではない。
世の中は偽善を好む。
自分に正直になるなら、
心の平安への道を発見するだろう。
ドクダミママ至言
頑固に処方箋はなし。
素直じゃないと誰も助けれくれる人もいない。