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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

どうにもならないときは諦めるが勝ちですよ

思春期で反抗期の子供。

大人になっても反抗期の子供。

人生空回りの子供。

 

どうしたらいいのか?

方法は

 

そりゃあ・・・

諦めるしかな〜い。

そんな〜〜〜〜〜😰

 

子供が思うようにならないと親は必死になってそれをどうにかしようとする。

助言とか(またの名を要らぬお節介)、外部に相談とか、とにかく手を変え品を変え必死になる。

どんな手を使ってでも改善させないといけないと。

でもほとんどの場合は改善しないどころが悪化することの方が多い。

実際、成功例をみたことはほとんどない。

だから諦めた方がいい。

 

諦めると見えてくるものがあるのだ。

自分の親としての不出来さも見えてくる。

子供の深い部分も見えてくる。

 

必死になっているときは見えなかったものが見えてくる。

だから諦めてください。

 

こんな立派な成績をとってもらいたいとか

こんな立派な大学に入ってもらいたいとか

こんな立派な会社に就職してもらいたいとか

こんな立派な大人になってほしいとか

全部諦めるのだ。

 

まずはこういった子供のアジェンダをドロップすること。

エゴの詰まった親の一方的な願いは下に下ろすこと。

そして自分の心の中をじ〜と観察すること。

 

所詮、子供といえど他人。

親が変えることができるなど夢にも思わない方がいい。

子供は自分で変わりたいと思うときに変わるだろう。

変わりたいと思わなければ変わらない。

それが人間というもの。

考えてもいただきたい。

親だって、そうそう簡単には変われない事実。

でも本当に変わりたいと思うなら変われる。

 

一生変われない人もいるにはいる。

その場合、あなたには一生気長に待てる忍耐力が備わっているだろうか?

 

真剣勝負であることを示すために本気で喧嘩してもいい、という人もいる。

自分もやってみた。

でも結果は自分自身の感情も子供の感情もより激しくなり関係を悪化させた。

だからこの結論。

何も言わない方がいい。

この”いくさ”は戦うべき価値があるかどうか初めに検討すべきだ。

 

人に期待するなんて馬鹿げたことだ。

それには伴侶への期待も入っている。

人には期待しないで自分に大いに期待しよう。

子供は多分期待されて迷惑と感じているだろう。

特に期待せず、本人の選びに任せ、我は我が道を行く。

現状を条件なしであるがままで受け入れる。

そう生きた方がいい。

その方が、平和な人生を保証できる。

 

その代わりに、親は自分の感情を安定させることに集中しないといけない。

親の感情が安定すれば子供にもいい影響が訪れる。

 

期待する代わりに、

子供の思う通りに生きることを許してあげる方が互いに平和でいい。

平和にいきたければアジェンダはドロップ。

ずっと悩みを抱えて苦しみたければ、ずっと期待すればいい。

でもそれは落胆と悲しみの人生になる確率が高い。

 

子供たちは子供たちで自分の人生に責任があるのだ。

はっきり言って・・・親には関係ない。

 

親はいずれはこの世を去り、子供たちは大人として責任を持って生きていかないといけない。

そんな歳になって親のせいになどしていられない。

みんな自分でどうにかしないといけないのだ。

親は親で、ある条件下での努力しかできなかったのだ。

親も苦手なことがあるし子育て以外の心配事もある。

理想的な家庭は存在しない。

皆どこかが欠けている。

そういうものだ。

 

いずれみんなわかる時がくる。

親になるとは本当に大変なことなのだと。

その時がくるとみんな言うんだ。

親は偉大だ、と。

 

わたしは自分の(とりあえず)成人した四人の子供に今は何も特に期待していない。

ついこの前まで三男に期待していたけど、それもほとんど辞めた。

彼らに対するアジェンダは自分のエゴからきていることが多いからだ。

そしてそのエゴは自己の精神を消耗し破壊してしまうからだ。

ほとんどどうでもいいと思っている。

そして自分は限界に達したことを認めた。

これ以上の努力にも願いにも意味を見出せない。

だから子供たちの人生を神様にお返しすることにした。

この祈りとともに。

 

神様、

わたしはうんと頑張ったけど、これくらいの結果しか出せませんでした。

ごめんなさい。

やっぱり子供たちは私を恨んでいるでしょうか?

そんな彼らを赦すように努力しますので

いたらない母であったわたしのことも赦してください。

聖母のようにもなりたかったけどなれませんでした。

でもこれが限界です。私は人間で限界があるのです。

だから子供たちのことはこれからは神様が担当してください。

全知全能の神様ならあの子たちのことを一番よくご存知のはずです。

神様、お任せしますので、

どうぞよろしくお願いします。

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諦めると黒い雲が心から去っていき全てを悟ったような気持ちにさせられる。諦めれば青く澄み切った空が私たちを待っている。そこには混じり気のない光だけが存在するのだ。

(出典:https://www.pikist.com/free-photo-vkalr/ja

ドクダミママ至言

子供が思うようにならない時に親ができることは

たった一つのことしか残っていない。

綺麗さっぱり、

未練を捨てて

諦めるべし。

他に答えはない。