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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

臍の緒は透明にした方がいい

画像出典元(https://browntrialfirm.com/birth-injury-lawyer/umbilical-cord-injury/

臍の緒

親子の臍の緒は誕生の時に切られ

親と子供は別々の個体となる。

けれども、これが・・・実際はなかなか難しい。😰

 

足を切断した人などが、なくなっても足がそこにまだあるように感じる時があるというのは

これを指す。

その理由は人の肉体は、肉体から始まるのではなく、霊から始まるからである。

肉体の一部が消えても、霊が消えるわけではない。

霊とは霊視できる人以外は肉眼には映らない。でも見えなくともそこにある。

 

切られて無くなれば臍の緒は見えない。

でもなくなっているわけではないのだ。

臍の緒は消えていない。

そう感じている母親の方は多いに違いない。

それが理由で親、特に母親は、子離れができないのだ。

 

でも・・親と子供はそもそも離れることが不可能なのだ。

 

子供のいない人は「さっさと切れ」と簡単に済ます人が多い。

でも現実は切れない。😰

 

切れないけど、子供はどんどん自己を確立していって

臍の緒は邪魔扱いされ

親は部屋の隅に追いやられる。

それは親にとって辛いことなのだ。

 

一心同体。

それが親が感じていること。

子供も感じている。

ただそれでは子供は自立を果たすことが不可能だ。

だから冷たい態度で親を邪険に扱ったりする。

それが親にとって辛い試練となる。

 

じゃあどうしたらいいのか。

 

透明の臍の緒

臍の緒は透明にしよう。

translucent(半透明)ではなくて transparent(完全な透明)。

 

あるけれど

決してなくならないけど

透明ならそこまで気にならない。

そして子供を自由にしてあげれる気がする。

 

最初はそこまで透明に感じることはできない。

でも時が経つにつれ、透明感は増していく。

でも決して完全には消えない。

それでいい。

それでいい。

消えなくてもいいし

完全に消すものでもない。

 

ただ透明になるのを待つ。

その速度に拍車をかけたいなら

できることはある。

 

1。子供のものを断捨離する

2。親以外の自分の人生の他の使命や目的を探す

3。何も考えない時間を作る

4。日々無意識に自分の考えていることがなんであるか認識する。

5。それが子供のことばかりなら、他のことに置き換える。

 

うちの子供たち

うちの四人の子供たちのうちで用もないのに毎週連絡をしてくるのは三男のみ。

つまり臍の緒でつながっているのは残すところこの三男だけになった。

 

連絡してくる理由はなんなのかはわからない。

でも多分こういうことかもしれない。

つまり、他の子供たちが親に対して冷たいので可哀想だと思っているから。

冷たくすれば、親は遺産相続人のリストから彼の名前を消すかもしれないから。😅

(遺産は動物愛護協会行きにする!残ればの話だけど・・・😅)

 

理由はなんでもいい。

元気かどうか聞いてくれるだけで嬉しい。

ちょっとでも病気になるとうんと心配してくれる。

 

こういった優しさとか思いやりって生まれつきなのだろうか。

 

昨日、この息子の同級生でファイナンシャルアドバイザーをしている人を紹介された。

そして聞かれた。

「息子さんはどうしてあれほどまでに素晴らしい人格者なのですか?」と。

ことあるごとに、彼を知っている人から「立派な人間」と言われてきた。

でも、ここでも言われたので驚きを隠せなかった。

彼の人生経験も去ることながら、やっはり生まれつきなのかもしれない。

 

親から見ると別にすごい人格者でもない。でも同世代の人に比べれば立派な方に入るかもしれない。

ただ言えることは、彼はさまざまな先天的な健康問題を抱えて生まれて、人並み以上の努力なしでは何も簡単に進まない人生を歩み、そこから多くのことを学び今の彼があるのかもしれない。常に突風が彼に向かって吹いていてそれに負けじと向かっていく彼。それをみて心配する親・・・。でもその経験が結果的によく働いたのかもしれない。

 

私と夫は人格の養成に力を入れていた。

日本では勉強ができて有名大学に入ることだけが目標の親も多いようだけど、

将来セレブな生活ができることが夢の人も多いみたいだけど、

(自分の東京の友達にもこういう人が多い・・・😅)

そういうことは二次的なことだった。

 

人格が伴わないなら有名大学に入ってもあまり意味がないというのが個人的な意見。

つまり知性だけで精神が幼稚とかって・・・やっぱり問題ありと思うのだ。

 

確かに自分の才能を伸ばして社会で活躍して欲しいという願いはある。

でも人格を二の次にしてそれはない。

 

一流大学よりも、安定した精神のや道徳心の方が大切であると思う。

でも人格も備わっていてそれで一流大学なら、こんないいことはない。

 

日本の知り合いで、子供たちが皆天才的に賢い家族がいる。

そこの娘さんを留学中に家でお預かりしたことがある。

あるとき彼女は「あそこは馬鹿揃いの高校」とある高校を指して言っていた。

たかが高校生の意見とわかってはいても・・・聞き心地が最高に悪かった。

頑張っても彼女のレベルに追いつけない生徒(うちの息子)の気持ちなんか頭が天才的にいい人にはわからないのだろう。

そしてすぐに頭に浮かんだことは「親は何も教えていない」だった。

この高校生はワガママで食事の好き嫌いが激しくとっても面倒見れないので、家に招くのはこれで終わりにした。アスペルガーとわかっていてもなかなか対応が難しい。

 

振り返ってみて、人の気持ちがわかるとか思いやりがあるとか・・・そういうのも半分生まれつきかもしれない、とふと思った。

 

透明の臍の緒

わたしと三男の臍の緒はずっとつながったまま。

でも残りの子供たちはすでに半透明を越していて、今はほとんど見えない。

というか、わざと見えないようにしている。

 

そういうことも必要かと思う。

彼らの「自分の人生を生きる」ということは親を平手打ちすることと同じ。

そして彼らのために多くの犠牲を払ってきた親は平手打ちを喰らいながら涙する。

 

それを思うと・・・親なんてこんなものだ、という言葉しか出てこない。

いや・・・でもきっとそれは今だけ。

いつか彼らにもわかる日が来るだろう。

親の気持ちが。

 

でも今は何も期待しないでおこう。

彼らにこうなって欲しいとか、願うのもやめよう。

今は自身の心の滋養が最も大切。

 

臍の緒は年の経過と反比例して

薄くなっていっていくもの。

それを変えようとする必要もなく

変えようとするならストレスの原因になるだろう。

自然に任せるのが一番いい。

 

ドクダミママ至言

臍の緒は透明に保つ。

現状を受け入れ

そのままの状態で幸せを探そう。

自然に任せよう。