子供から連絡がないことは普通
家を出て自立した子供が連絡をしてこない。
それは当たり前のことと聞く。
その理由は
一生懸命自立しようと頑張っていて実家のことなんて頭にも浮かばないのからだ。
それが普通でそれ以外は例外。
聞きたいことがあったら実家に連絡してくる。
よく言われるように
便りがないのは良い便り、は本当のこと。
忙しいのだ。
一人で自立するために必死だから親のことは頭に霞むこともない。
それでいいのだ。
子を想っているのは親のみ。
子は親のことは滅多に考えないもの。
それでいいのだ。
(それにしょっちゅう連絡してくるのもちょっと普通じゃない)
我が家
長男は電話にも滅多に出ないしメールにも返信はしてこない。なんとなくわざと無視されているようにも感じるけど、それは考えすぎというもの。
彼は仕事もフルでしていて大学院にも在籍している。寝る時間も足らない位なのだから親とどうでもいいことをしゃべっている時間などないのだ。寂しいと勝手に感じているのは親だけ。
元次男は連絡がなくてちょうどいい。どうしているかなんて聞けばプライバシーの侵害と言われるだけだし、ついでにこちらもあまり知りたくない。
三男だけから頻繁に連絡がある。それは仕事が見つからず悩みが深いからだ。愚痴を聞いてもらいたいからだろう。でもこれも仕事が見つかって安定でもすればだんだん少なくなってくるのだろう。親にでもなればもっとそうなるだろう。
娘は問題がなければ親に連絡などしてこないし、こちらから連絡してもほとんどの場合は無視!なんなの?何か事件?と言いたいらしい。でも最近猫を飼い始めて、自慢したいらしく写真を送ってくる。でもそれだけ。猫以外のことで娘に介入すると気分を害するので「可愛いね」とだけ返信。
それでいいのだ。
親になるということは寂しいことだと思う。あんなに自分の時間が欲しいと思っていた昔が懐かしい。今は皆いなくなってそれぞれ自分の人生を生きている。親を必要とはしていない・・・のように見られる。それでいいんだけど、なんか・・・心に風が吹く感じ・・。
ところが!
数週間前に娘から連絡が入った。
娘から母親宛に連絡が入ったのは今回が初めて。
今までは保険のことや自動車のことなどで父親に連絡がきていた。
なぜいきなり母親に連絡がきたかというと
病気になったからだ。
これは父親に聞いてもだめだと思ったのか、
どうしていいかわからなく心細くなったのだろう。
症状はなんとコロナの症状!
全部の症状がほぼ揃っており
高熱も下がらないだけでなく血も吐いていたため本人も親も心配した。
結局PCR検査を受けたけど、結果はなんと陰性と出た。
そんなバカな。
どう見てもひどいインフルエンザ(つまりウィルス)のたぐいのようにしか見えないのに・・・。
で、今アリゾナで流行っているウィルスはコロナ変異株・・・ということは・・・
やっぱり。😅
なんでも、変異株の種類によってはこの検査を無事くぐり抜けるものもあるらしい。
それかもしれない。
それでも、変異株を確実化するためには血液検査などをしないとわからないらしい。娘はとても具合が悪く一人で病院に行くエネルギーもなかったので病院には行かなかった。家族もそばにはいないので一人で乗り越えようとした。(会社の人も友達も助けには来れない・・・コロナならうつるかもしれないから・・)
その後勤務先は娘に2週間の自宅待機を命じた。
やっぱり便りがないのは良い便り
娘のように普段は便りがない人でも便りがある時もある。その時はニーズがあるから。
困っているから。ということはほとんどの場合は連絡はない。😅
もし便りがないのは良い便りが真実なら、我が家は良い便りばかりということになる。
じゃあ、ある意味で子育てに成功したと言えるのかも。(のわけがないけど・・・😅)
ドクダミママ至言
例外はあるとして、
もし成人した子供から連絡がない場合はうまく自立しているという証拠。
親は淋しくとも我慢。
飛び立った雛鳥は追わない。
便りがないのは良い便りなのだから。
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