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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

クソババ呼ばわりされたらどうするか

 

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(ニャンタ、ロシアのバブシカ=老婆になる。「僕、オスですが・・・・」😅)

 

日本語は世界の言語の中で最も複雑で最も丁寧で最も美しい言語のように思う。

でもこれは美しくしゃべった場合に限る。

当然。😅

だからこの美しい日本語にも汚い言い回しがある。

 

日本人は家の外ではものすご〜く丁寧な話し方をしてまさに紳士淑女の振る舞いで有名。

でも一旦家の中に入ると野蛮人化する人も多くいるように見かけられる。

一旦このドアを閉めさえすれば何を言っても許されると勘違いしている人もいる。

家庭は全ての本音をさらけ出してもいいところと思っている。

でもそれは違うように思う。

 

確かに家庭は心を休めるところかもしれない。

だから心を許して自分のフラストレーションの吐き場としてもいいわけではないのではないだろうか。

やっぱりなんとなく間違っているように感じる。

 

外では決して言わないような酷い言葉。

それを夫婦間で使い、親も子供に対して使うことがある。

それについてはどんなに良くないかは既に供述されているので

今回は子供が親に吐くとんでもない言葉について考えていきたい。

 

クソババ呼ばわりされてどんな気持ちがしますか?

思春期の子供がよく言う表現のたぐいに、

「クソババ」がある。

 

これを聞いて、母親はどんな気持ちになるだろうか。

「反抗期だからね」と簡単に片付けられるだろうか

普通の親はものすごく傷つくはずだ。怒るはずだ。

喧嘩に発展するかもしれない。

 

わたしはこういう言葉を親(育ての親)に言ったことはない。

それは言ってはいけない言葉だからだ。

いくら親子でも、どんなに親が”うざく”ても言ってはいけないのだ。

もし親がうるさくて嫌なら、それを説明したらどうだろうか。

はっきりと文章で説明するのだ。

それができないということは子供ということ。

語彙が足らないということ。

頭がまだ幼稚ということ。

 

子供なんだからそういう生意気な態度はNGに決まっている。

そんなのどこの国だって同じ。

思ってはいいけど口に出すのはだめ。

これくらい言っても許されるだろう・・・は甘い考え。

ムカついてもいいけど、人に怪我をさせるのはダメと同じ原理。

(親も気をつけないといけないのですが・・・😅)

日本では、「クソババ呼ばわり」は普通で問題ないと言われているらしいけど、

違うと思う。

 

アメリカだって言葉遣いに厳しい 

アメリカの普通のその辺にいる親でもこの言葉遣いには結構厳しい。

自由の国と言われているけどそこまで自由っていうわけじゃあない。

実際、子供の言葉遣いがひどすぎるとこういうことが起こる。

 

1。父親登場

息子の場合は父親が登場することが多い。

つまり「母親にそんな口のきき方をするな!」と父親が怒鳴りつけるのだ。

それからこんなことも言うらしい。

「オレの女に何をする?!生意気な態度をとるな!!!!」😅

息子の態度がかなり横柄になるときは思春期(最近は長い)の時で、つまり身長だけなら父親と同等になってくる時だ。つまり息子は父親にとっての競争相手となる。つまりにっくき敵と映る。自分の彼女に言いがかりをつける敵。だからその敵を封じ込めようとするのは当たり前なのだ。

実際に、180センチ以上の体格のいい父親に怒られると息子は普通は黙る。

あまりにもひどいと、”壁ドン”されて首根っこを捕まえられて睨みつけられる。

(これって裕福層の話です)

ガタイの立派なアメリカの高校生でも震えるらしい。

 

2。家を追い出される

反抗が酷すぎる場合は、

子供は未成年でも家を追い出されることもある。

親戚に預けられることもある。

実際、夫の姉は高校生の時に親戚に預けられた。

 

3。究極の清め

夫の実家は下級階層。

でも言葉にはうるさかったらしい。

もし汚い言葉を使ったら

洗面所に連れて行かれ石鹸で口の中を洗わせられたらしい。

ひえ〜恐ろしい!

それ、とっても危険な感じがする。

でも死ななかったところによると平気だったようだ。

汚い言葉を吐いた口の中は石鹸で洗って清めるということらしい。

苦いし、まずいし、耐えられないので、二度とこういう目に遭いたくないなら悪い言葉を使うな!というメッセージは子供たちの心にしっかり届いたそうだ。

なので、あの家の子供で汚い言葉を使う人はいない。

 

あとで聞いた話だけれど、この石鹸療法を実践している人は夫の時代では結構いたらしい。

今は児童虐待とか言われて大変だけど。

それほど言葉にうるさかったのだ。

子供だろうが反抗期だろうが例外を許さなかった。

 

4。英語のスラングでひどい類は使用禁止

英語にもひどい表現がスラングの中にある。

映画などで耳にされた方もおられるかもしれない。

それは"f--k you!"

もっと最悪なことに中指を立てて言ったりする。

なんて言っていいかわからないと、この言葉を頻繁に繰り返す人もいる。

本当の意味は言えない。公の場所ではとても言えない。

でもこれを和訳するなら、「このやろう!」とか「こんちくしょう!」とか「ばっかやろう〜」とか「クソババ〜」がこれに当たる。

 

この言葉をクールだと思って真似をする日本人もいるのを知っている。

しかし、これは決して使ってはいけない言葉なのだ。

もし英語を母国語とする人が聞いたら

使っている人のことをこういうふうに思うだろう。

 

つまり

教育レベルが低い。

語彙がない。

超ひどい低層階級出身。

知能指数が低い。

モラルに欠ける。

人間性に欠ける。

羞恥心に欠ける。

品がない。

ムショ出身か現役非行少年(要するにかなり荒れている)

などなど。

 

だから

全然クールからはかけ離れている。

 

こういうふうに思われたくなかったら、こういう言葉は使わない方がいい。

英語のスラングには気をつけたほうがいい。外国人はその言葉の意味と使い方を深くは理解できないから間違って使うことも多いからだ。そして恥をかく。

子供もみんなが使っているからという理由で使う。でも自分の品位を落としていることにしかならない。そしてその子供の親の評価にも影響する。子供の言葉遣いがきれいなら、親の育て方が良いというふうにみられている。まともな家庭と見られている。

よって普通の親はスラングの種類によりものすごく厳しい態度を取るのが普通。

 

我が家の場合

親が使わないし、うるさいし、そのため我が家の子供たちがこういう言葉を親の前で使っているのは聞いたことがない。

でも元次男が結婚後、妻がそういう言葉を使う人なので、喧嘩時に使いまくっていたのを耳にした。(だから彼女は家で親からいつもものすご〜〜〜く怒られていたらしい)

 

我が家はさすがに石鹸で口の中を洗うようなことはしないけど、

夕食抜きは十分考えられる。😅

 

子供たちがこの日本語の「クソババ」という言葉を知っているかどうかはわからない。

知っていても使い方を知らない。つまりTPOがわからないから使わないのかもしれないけど、使っているのは聞いたことはない。

 

もし自分が子供に「クソババ」なんて言われたらどうするだろうか?

多分、その意味は何かと聞くと思う。

わかっていて使っているわけがないので、その意味を認識させると思う。

そしてそれがどんなに失礼かわからせるようにするかもしれない。

でも最初にやっぱり「キレそう」💢

子供なんだから、という言い訳はわかる。

でもやっぱり言い訳だと思う。

だってこれは言ってはいけない言葉なんだから。

 

対策

で、もし言われたらこう返すこともできるかも。

それは

「そう、わたしはクソババよ」と開き直る手もある。

それは「お前のような幼稚な人間のいうことに一喜一憂するような母ではない」ということを知らしめていることになるからだ。

 

怒ったら子供の思うツボ。

だから反撃方法は敵が予測できない方法を選んだ方がいい。

 

我が家の子供たちはスラングも使わなかっしクソババとも言わなかった。

でも長い反抗期間に母親は色々言われていた。

それでわたしのとった戦略とは

 

1。怖い顔をして黙る。(黙るともっと怖いらしい)

2。泣く。(息子に効く。向こうから謝ってくることもある)

3。自分の非を認める。(向こうから謝ってくる)

4。向こうから謝ってきたら、説明する。

 

だから子育てには失敗したけど、うちの子供たちは汚い言葉は滅多に使わない。それは絶対に絶対にだめで、決して譲れないこととはっきり言ったからだ。

 

わたしは子供に嫌なことを言われるたびに

「はい、全てわたしが悪うございます。」

と思ってもいないことを言っていた。

すると罪悪感を感じるようで、彼らは黙ってしまうのだ。

この状態が続くと夕食時に部屋からも出てこない。

でも放っておく。何日でも。

親の方から「部屋から出てきて」なんて言わない。(思春期と成人の場合)

お腹も空くし気まずくなって自分から謝ってきていた。

 

具体的にはこんな感じ。

子供「るっせ〜な〜」

親「はい、うるさいです。」(本音:なんだと〜?!)

 

子供「何回も言わなくてもわかってるよ!」

親「そうだよね。わかってるよね。」(本音:だったらさっさとやればいいでしょ!)

 

子供「向こうに行っててくれよ!」

親:「そうします。邪魔者は消えま〜す。」(本音:絶対に消えない!)

 

怒れば子供のレベルに落ちてしまうということ。

それを子供は狙っている。

だから勝たせてはいけない。

あくまで親の方が何倍もうわてであるということを認識させる必要がある。

 

だって!どんなに大したことない不完全な親でも!

「クソババ」呼ばわりは絶対にだめ!!!!!

 

ただめし食って、家賃タダで家に住んで、お手伝いもろくろくせんで、1円も稼いでこんで、親にご飯を作ってもらい、上げ膳据え膳で、なんでもかんでもやってもらって、学費も払ってもらって、言いたい放題っていうのはないでしょう〜?実にアンフェア極まりない!

一人前の口をきくなら一人前になってからにしてもらいたい!

ということでうちの元次男は一人前の口をきいていたので、一人前とみなして家を出て行ってもらった。

それで自分がいかに一人前でなかったかわかったようだ。😅

 

ドクダミママ至言

クソババ呼ばわりするのはいくら子供でもダメ。

反抗期だから、というのは言い訳にしかならない。

譲れないエリアは譲るべきではない。

それと同時に親も言葉に気をつけるべき。

模範は大切だから。