我が家の庭に咲いている小さな山草。
勝手に自由に生きていて手入れもいらない。
周りに惑わされないほど強いのに、素直でとても可愛らしい。
家主に面倒をかけたこともない。
うちの子供たちもこんな風だったらいいのに、と思えてならない。
反抗期は子供にとっても親にとっても苦しいもの。
まさに拷問の刑!😣
それは終わりがなくその1秒1秒が苦しく感じるからである。
だから、生き地獄!とこぼす人が出てくるわけだ。
実はこの時期
子供は子供で自分自身の内面の変化を明確には把握していない。
とにかく親が「うざい」と思っているようだ。
もう子供ではないんだからほおっておいて欲しいのだろう。
でも、現実には大人ではないし経験不足でわからないことも多い。
だから自分一人で解決できない状態にイライラして親に当たるのだ。
大人でもなく子供でもない宙ぶらりんの時。
親も扱い方がわからない。
反抗期とは親子関係を改めて見直す「大試練の時」と言っても過言ではない。
トゲのある言葉が飛び交うことも多い。
これが毎日続くと親は
もう、そりゃあ、精神疾患にだって罹ったりもするよね〜。 😞
そのよくある対処法は精神安定剤。
でも精神安定剤など所詮一時しのぎ。
それはただの絆創膏に過ぎない。
では他に何ができるのだろうか。
下記は自分が今までに実行していて効果が見られたもの。
つまり
反抗期には
1。あえて距離を取る。なるべく干渉しない。
色々ほじくり出しプライベートなことを聞き出そうとしない。
親にとっては、子供中心の生活から離れ新しい人生の段階へ移行する時。
子供のことは横に置いておいて何か没頭できることをすべし。
子供だけのために生きる人生を見直す。
親は自分の人間としての成長を第一にすること。
そして親の知らないところで、子供もそれなりに自分の人生について考えているということを信じる。
(じゃあ何を考えているのだろうかと、根掘り葉掘り聞き出そうとはしないこと)
2。とは言っても完全に無視とは異なる。
もし子供に根本的に間違っているところがあるなら無視すべきではない。
ほおっておいて命取りになることもあるからだ。
真剣な課題は根気よく子供と向き合うことも重要。
時には真剣にぶつかり合うことが必要な時もある。
その際、子供の言動を裁かず子供の心に語りかけるように。
3。子供の心に寄り添う。
イライラしていて不安定な子供の心を理解するように努める。それは子供の本当の姿ではなくただの発達段階と捉えること。
親は子供の行動や態度を見てそれに否定的な反応を起こしやすいが、
その問題行動の陰に潜んだものが何であるかを見る。
そしてその心をうまく表現できないぶきっちょな子供の心を「良い」とか「悪い」とか裁かずに、それにそのまま寄り添ってあげる。
「裁判官」にならずにただその正直な気持ちを認めてあげる。
4。命令をしない。提案だけ。
命令は誰でも嫌なもの。親だって嫌だ。
それなら思春期の子供はもっと嫌に違いない。
命令は子供の人権を否定するもの。(日本国憲法にあるでしょ?)
「〜しなさい」は禁句。
年齢が低い場合は「〜しましょうね」
中高生は「〜した方がいいと思う?何がベストだと思う?」
と言うような語りかけに変更する。
5。親の方が偉くてなんでも知っているという古く凝り固まった概念を捨てる。
(ま、真実ではあるのだけれど)
これは思春期の子供にとっては一番嫌なタイプの親らしい。
この「上から目線」を止めない限りは、子供は親に心を開いてはくれないだろう。
その理由で友達には心を開くが親には敵対視という結果になる。
つまり子供も別の「魂」を持った一人の人間であると認めてあげる。
6。たとえ子供がトゲのある言葉を話しても、親はそれに反応しないようにする。
(これにはうんと努力が必要!)
親はなるべく穏やかで優しい話し方を心がける。
優しく話そうとする前に、小声で話しかけるようにすると自然に優しい話し方に変わる確率が上がる。また口論を避けることにも繋がる。
つまり大人であるのだから子供と同じレベルに落ちないこと。(結構むずかしい)
それには親は自分の心を平穏に保つ方法を見つけないといけない。
例えば、ヨガとか、瞑想とか、祈り、勤行など。いろいろあり。
ちなみに
わたしは、こういう場面では思わず「カッチーン」となりやすいのだが、最近は心を炎上させないことが可能になってきた。
そうならないようにある訓練をしているからだ。
つまり、その時の自分の心の景色を観察する訓練を続けている。
それで心の乱れ始めで炎上を阻止することができるようになってきた。
やっぱり自分をより冷静に観察することが穏やかな対応につながる気がする。
具体的には
子供:言いたい放題+生意気な態度。
母:(またかいな〜〜〜。 😭イライラ開始。)
1。目を伏せ黙る。
2。子供の言動でなく自分自身の心に意識を集中させる。
3。心に浮かんできた思いをそのまま受け入れる。「ああ、〜ちゃんの態度はひどいと感じているんだな」という感じで。どんな思いでも裁かないで優しく認めてあげる。
4。何も考えない。ただ自分の呼吸に集中。
5。心が安定し子供が何を言ってきてもおじけることはない。
とまあこんな感じ。
これくらいやれば反抗期はどうにかなること請け合い!
結論
つまりだね。
親の方が
子供の言動に一喜一憂しないでいられる強い精神を構築しないといけないのだ。
子供を変えるのではなく親が変わる
ことがこの時期を乗り越える鍵であると言える。
絶対そう
と断言できます。
ドクダミママ至言
反抗期には
1。あえて距離を取る。なるべく干渉しない。
2。完全に無視はしない。
3。子供の心に寄り添う。
4。命令をしない。提案だけ。
5。親の方が偉くてなんでも知っているという古く凝り固まった概念を捨てる。
6。たとえ子供がトゲのある言葉を話しても、親はそれに反応しないようにする。親はなるべく穏やかで優しい話し方を心がける。(そう、「なるべく」でいいのよ。)
子供を変えようとするのではなく親が変わることが鍵。
何が起ころうと一喜一憂しない強い精神を構築するように努力。
「今こういう状態だけれど大丈夫。それでもやっていける。」と自分に言い聞かせる。
(毎日!😩)