子育てが楽しくない。
そう思っている母親が沢山いる。
あなたもその一人だろうか。
でもそもそも子育てとは楽しいものなのだろうか?
そこから考えて行きたい。
はっきり言って
子育ては仕事である。
仕事は毎日楽しいことばかりだろうか?
もし仕事に行かなくていいならみんな休みたいはずだ。
確かにやりがいがある、という人もいるだろう。
でも遊園地気分っていうのはないのでは。
仕事だから嫌なこともあるしチャレンジもある。
だからいつも楽しくなくて当たり前なのだ。
でも子供と一緒に遊んだり、子供の屈託のない笑顔を見たときなど、楽しさや幸せを感じる時が全くないわけでもない。
ただ、普通の生活の中の単調な繰り返しの多い子育てが、つまり仕事が楽しくないと感じられるのだ。
それは当たり前で、
常に楽しい感情を期待する方が間違っているかもしれない。
楽しくなくて当たり前。
そう思った方がいい。
子育ては仕事。
もっともやりがいがありもっとも努力に見合わない仕事。
お給料もボーナスもない、週7日24時間勤務で、退職金も出ないし、達成感の感じられない時がほとんど。おまけに当たり前だと思われていて感謝も滅多にされない。それだけでなく、あまり尊敬もされないし、尊敬どころか、子供の暴言に耐えないといけない時も多々ある。そして子供は経験不足と未熟さから予想のつかない事件を起こしやすく、往々にして大人の極めて平和な生活を乱すきらいがある。また、家に小さな子供がいると計画性のない生活に陥りやすい。毎日何やってるんだかわからないし、ただ振り回されているだけ、と思う親が洋の東西を問わず大多数を占めるはずだ。
こんな労働条件下では、
どんなに我が子を愛していても、楽しくない日が沢山あっても当たり前なのだ。
だから、そもそも子育てが楽しいなんて期待する方が間違っているかもしれない。
子育ては
長い耐え忍びの連続。
思い通りにいかないことの方が多い。
子育ては無給の仕事。
無給で文句言われてもねえ〜。
無給でプロレベルを要求されてもねえ〜。
困ります。
1週間に一回くらい、「なかなかいいかも」と思える日が一瞬でもあればラッキー。
あとはルーテインが多く、ただひたすらこなしているだけ。それが辛い。
でも子育てには意味がありより深遠な目的も存在する。それは親のトレーニングだ。
日々の単純な事柄に感謝できるようになるためのトレーニング。
つまり子育ての目的は謙虚になること。
謙虚になると感謝する気持ちが芽生えてくる。
小さなことに感謝できる人になれれば子供との単調な生活に意義を見いだせるかもしれない。そして小さな楽しみをそこに見いだせる。
でもそんな気持ちにどうしてもなれないタイプの人は、仕事として子育てに向き合うしかない。
そう、ただの仕事。
面白くなくとも楽しくなくともいいのだ。
自分自身に「楽しいかどうか」なんて聞かない方がいい。
そういう感情を無視して仕事として向き合う。
それが対処法の一つかと思う。
ドクダミママ至言
子育てはいつも楽しくなくてもいい。
子育てはただの仕事。
仕事として捉えられれば感情に振り回されずに済む。
でも一番いいのは感謝することを見つけること。
日々のどうでもいいような小さなことに感謝することを見つけられれば、幸福感がみなぎってくる。子育てにも感謝できるようになる。
謙虚さが欠けると子育ては苦痛以外の何物でもない。