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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

断捨離と子離れ

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今週末に去年の7月に結婚してしまった三男(23歳)に取っておいてもらいたいものは何かと確認の電話を入れた。

未練ゼロ愛着ゼロで、全部捨ててくれと言われた。

それで家具以外は全部部屋からはき出した。

 

アメリカは広いので東海岸の人が西海岸の人と結婚することもある。

ミシガンは一応中西部と呼ばれているが、地図で見てみると東海岸地方である。

そんな場合、家族はバラバラになる確率が高い。

 

結婚した息子は妻の家に入り浸りとなり実家に顔を出すのは親の葬式くらいというのも聞く。我が家もそうなる確率は高い。孫を連れて会いにきてくれるというのも期待できない。なぜなら相手側の親が自分たちの娘を離さないからだ。さらに彼女は日本の文化について全く理解していないので、私にどうやって接していいかわからないのだと思う。結婚式の前に2回会っただけの女性でまだ他人という感じがする。

 

互いをよく知るためにと言っても、ここから息子のいるところまで毎日8時間運転して4日はかかる。とても行く気にはならない。

だから私たちの関係はずっとこのままという感じがする。

嫁は好きな男性を獲得できて幸せで、夫の家族のことなどどうでもいいと思っているのでしょう。

息子は今も嫁の実家におり8月末までいる予定だ。

 

結婚式の時に強く感じた。

もう家には帰ってこないだろうと。

 

若い人は過去のことなど考えていない。

未来のことで頭がいっぱいなのだ。

でも親は、子供の持ち物に思い出がある。

捨てることは思い出を捨てることなのだ。

だから処分は本当に苦しく悲しい。

片付けながら涙が溢れてきた。

 

いいの、いいの。

思い出は心の中にずっとあるんだから。

過去にしがみついている自分がみっともないのだ。

そう自分に無理やり言い聞かせるしかない。

断捨離、断捨離。

さようなら。

これで子離れ完了!

 

子供が羽ばたいて行くことは喜ぶべきことだけれど、

親にとっては悲しいことでもある。