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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

親が我が子を思う気持ちに終わりはない

庭に咲いているピンクの薔薇の花。花言葉の一つは「我が心、君のみが知る」もしくは、
「母の心、神のみが知る」。全てをお任せして今日を平穏な気持ちで過ごすようにと、この薔薇の花は勧めているようだ。そう、それが美しく軽やかに生きるコツ。

今日は元次男が正式に新しいアパートに引っ越しをする日。

離婚は成立したのか成立寸前のはず・・・。

 

それでわたしは「元次男」と言いながらも結構気になっていたりする。

新しいアパートはどこだろうか、とか

家賃は払っていけるのだろうか、とか

ルームメートはいるのだろうか、とか、

どんなルームメートだろうか、仲良くやっていけるのだろうか、と

思うことは多い。

 

どんな放蕩息子でも、完全に縁を切ったわけでもないし

やっぱり気になるものだ。

でも・・・連絡は入れない。

わざと入れない。

これは喜んでこうしているわけではない。

鬼になってやっているのだ。

 

彼は離婚し、

一人になって我が身を振り返るいい機会なのだから。

放っておくのが一番いいのだ。

 

誰もいない環境で、

静かに自分の人生を思い返し

今後の人生について考えるには一人が一番いい環境なのだ。

そこで最初に聞こえてくるのは自分の声。

そしていずれは、今まで忠告を散々あげていた親と兄弟の声も聞こえてくるだろう。

 

シンシナテイで兄弟と再開した時も、元次男は三日と持たなかったらしい。

レストランで激しい口論となり、

大変な剣幕だったらしい。

あげくの果てはレストランのオーナーに、おとなしくできないなら出ていってもらうとまで言われたそうだ。

 

周りのテーブルの客は見て見ぬふり。

でも迷惑そうな雰囲気が漂っていたとか・・・。😰

そりゃそうでしょう。たった一人の客がレストラン中の雰囲気をぶち壊したのだから。

 

長男も娘も皆公共の場で恥をかかせられウンザリしていたらしい。

 

兄弟からは呆れられ、嫌われ、

同席していた離婚寸前の嫁からも「こんなんだから私は離婚するのよ」と言われ、

親からも見放され、

シカゴに友人はゼロ。

頼れる人・・・皆無。💦

 

彼は・・・これからどうするのだろうか?

 

本当の試練はこれから始まるね。

それでも頑固な彼はこのことからも何も学ばない確率が高い気がしてならない。

 

年齢がいってくると普通人間が丸くなると言われているけど

彼に関してはどんどん頑固になっていくように見受けられる。

どんどん意固地になっていっている。

自分のプライドを守るために・・・。

(彼は自分の非を一切認めない。自分の弱点も認めない。他の人の勧めや意見は全て却下する。全てよく考えないで行動する。全てにおいて感情的で繊細。そして思考能力がイマイチ。だから全てが空回りするのだ・・・)

 

誰も石頭人間の近くには寄りたくない。

だから今後は孤独が彼の友達になるのだ。

 

こうなって、さすがに可哀想だと思わないわけではない。

かといって、何もしてあげれない。(消えろ!とか言われそう・・・だし)

まずなんといっていいかもわからない。(怖くて言えない・・・)

 

そういう時はやっぱり何も言わないのがいいのだ。

全てを彼の成長の時計の動きに任せるしかない。

一刻一刻と確実に過ぎていく時間。

このように人生はあっという間に過ぎてゆく。

この時計の音を聞きながら彼は内省するだろう。

それともますます自暴自棄になり人生を破滅させるか・・・そのどちらかしかない。

 

こういう息子について以前は泣いていたけど・・・

今は泣かない。

泣き過ぎて出てくるものはもはやなにもないから。

涙腺はからっからに乾いてしまった。

 

代わりに

最近私はこのどうしようもない息子のために毎日祈っている。

「どうぞ彼がいつか目を覚しますように・・・」と。

だからいつかは目を覚ます日が来るのだと信じている。

でもそれは私が来世に行ってしまってからのような気がしてならない。

まあそれでもいい。

その時とその方法は

神のみぞ知る。

だから自分は心配しないで全てを神様に任せて、心穏やかに日々を過ごすことにしている。

 

我が子は何歳になっても親にとっては気になる存在。

でも気になっていても何もできないのは歯がゆい。

それはどこの親でも同じのようだ。

 

ドクダミママ至言

何歳になっても我が子は我が子。

母が我が子を忘れる日は来ない。

でもずっと思っているって辛いものだ。

だから神様にお任せするしかない。