今週はバレンタインデーがあった。
アメリカでは男性が女性に贈り物をしたりする日。
親子でも祝ったりする。
学校でもカードなどを交換したりする。(これはクラスメート全員にあげるもの)
私は夫から花の鉢をもらった。
見た感じツツジっぽいと思ったけど、やっぱりそうだった。
西洋ツツジのアザレア。
私はすぐに枯れてしまう切花が嫌いなので鉢植えをくれたのだろう。
そして今日は私の誕生日。
バレンタインのすぐ後なので誕生日は最近は祝っていない。
午前中に三男から電話が入って「おめでとう」の一言。
午後2時に長男からラインが入った。
これで終わり。
のこりの子供たちからは連絡は通常来ない。
プレゼントは数日前に夫からもらったバレンタインのアザレア。
一石二鳥。
ま、文句はないです。😅
それでは今回はバレンタインにちなんで「愛とは何か」を考察していきたいと思います。
本当の愛の定義
親の我が子に対する愛は恋愛感情とは異なる。
それよりももっと深淵なもの。
もっと意味があるもの。
それが家族愛。
実は新約聖書ではこの愛について、はっきりと定義している。
つまり・・・
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
(新約聖書コリント人への手紙13章4-7節)
これが愛の定義らしい。😅
すご〜〜〜〜い定義だああああ・・・。😓😅
では次に、これを一つずつ子供への愛に当てはめて見ていこう。
愛は・・・
忍耐強い(子供に忍耐強く)
情け深く(子供が間違ったことをしても情けの心で見る)
ねたまず(よそ様の家庭やその子供達の成功をねたまない。)
自慢しない(自分の子供について自慢しないけど卑下もしない)
高ぶらない(自分と自分の家族は勝ち組とか思わない)
礼を失わせない(失礼なことをしない)
自分の利益を求めない(何かいいことをしてあげた後は見返りを期待しない)
いら立たない(イライラしないこと)
恨みを抱かない(自分の不幸の原因を作った子供をうらまない)
不義を喜ばない(子供がした悪いことを正しいと認めない。親も悪いことをしない。)
真実を喜ぶ(嘘はつかない。真実をサポートする)
全てを忍ぶ (子供に何が起きても忍耐)
全てを信じる(子供はいずれどうにかなると信じる)
全てを望む(希望を捨てない)
全てに耐える。(全て忍耐)
ひえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!😰
これが全部できる人っているの?
ひっくりかえりそうなレベル!
できっこない!?
いやできます。
この高すぎる標準に目眩がしてきそうな方
がっかりしてしまう方!
こういうふうに考えればできます!!!!
愛の実践方法
忍耐強い:子供に対する忍耐力は1日では養えるものではない。月日が経つに従って能力が増すもの。ついでに年がとっていけば疲労からいちいち反応する元気も出なくなるからいずれは忍耐強くなる。心配しなくてもいい。😅
情け深くある:人間は間違いを犯す動物。完全を目指してもガッカリすることの方が多い。
それを念頭に置いて、子供が何かうまくできなくとも、情けの心で見てあげる。人それぞれ言い訳もあるし、満足にできない悲しみを抱えて生きていることを念頭に置く。
ねたまず:人の成長はその人なりでいい。速くても遅くてもそんなことはどうでもいい。よそ様の家庭やそこの子供たちの様子をねたまず喜んであげよう。そして我が子の状態もこれでいいと言える人になろう。
自慢しない:日本人は一般的に自慢は少ないけど、極端なケースに陥りやすい人も多い。それは自分の子供を卑下すること。卑下はしなくてもいい。卑下などすることない。
高ぶらない:卑下はするべきでないけど、自分と自分の家族は勝ち組とか思わないこと。なぜなら常に上には上がいるし、そもそも勝ち組って・・・どの部分が他より勝っているから勝ち組と呼ぶのだろうか?誰にでも勝ち組の部分があるはずだ。それを喜ぶのはいいけど他の人と比べるのが良くない。他と比べて勝ち組と思うのではなく子供の中で成長している部分がありよい部分があるならそれを感謝し喜ぶことがいい。
礼を失わせない:他人には無礼なことをしないのは簡単でも自分の家族には無礼な態度をとることはよくあること。だから無礼かどうか考えてから行動に起こすこと。瞬間的に行動に起こさないこと。(すごい難しいけど・・・😰)
自分の利益を求めない:何かいいことをしてあげた時は見返りを期待しないこと。日本にはお返しの文化があるけど、これはいいようで悪くもある。お返しなんていらない。良いことをしてあげるのはその人への心から思いやりから出ていて、感謝の気持ちがお返し。それ以上のお返しは存在しない。それだけでいいのだ。報酬は神様がくださるもの。
いら立たない:ちゃんとできない子供にイライラするのは親の常。所詮今はこの段階でこれくらいのことしかできない。この段階でよしとすることがいら立たない秘訣。
恨みを抱かない:自分の不幸の原因を作った子供(家族も)を恨まないこと。幸福の依存症を止める。
不義を喜ばない:たとえ子供でも家族でも、悪いことは悪いこと。でも本人を追い詰めないこと。慈悲の心を忘れない。
真実を喜ぶ:子供が悪いことをしても、本当のことを言ったら褒めてあげる。さらに親も嘘をつかない。
全てを忍ぶ:(なるべく)全てを忍耐する。
全てを信じる:我が子は本当はいい子だと信じてあげる。現状を見てガッカリする気持ちは親としては当たり前だけど、ひたすらいずれどうにかなると信じる。
全てを望む:希望を捨てない。(これがかなり大変!)
全てに耐える。(やっぱり全て忍耐あるのみ!)
これをまとめると、やっぱり愛を簡単に一言で言うなら
忍耐!
このことなのだ。
ということは忍耐できないなら、それは愛がないことになる。
子供の現状に忍耐できないなら
愛していないことになる。痛!
いや・・・愛しているんだと思う。
ただ親側の能力不足なのだ。(今はね😅)
愛は感情や気持ちのことだけど
子供はそういうふうには取っていない。
つまり親側の行動が伴わなければ子供は親に愛されていないと感じるのだ。(ごめん・・・)
我々の行動。
それを変えて行くしかない。
心だけの問題ではなく
行動で表さないと伝わらないのだ。
と、今日も自分自身に言い聞かせてます。😅
ドクダミママ至言
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。