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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

子供も親も発展途上の旅人

 

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(出典:ttps://www.adirondackalmanack.com/2014/08/roaring-brook-falls-climbing-a-classic.html)

親の犯す大きな間違いに、子供に完璧を望むとか、大人のレベルを期待することがある。

それは子供にとってはとってもアンフェアなこと。

子供は大人ではないから大人のようにできなくて当然なのだ。

でも大人はそれをついうっかりと忘れてしまうことが多い。

 

考えてもいただきたい。

子供の目線で見たらその子供のレベルで全く問題がないのだ。

でも親の目線で見たらそうとはとても思えない。

それも子供にとってアンフェアである。

だから子供にイライラしたくなかったら、目線を下げることが必須であるかもしれない。

 

自分の子供の現在の立ち位置は問題があるわけではない。

現在の成長過程においてぴったりの段階にあるのだ。

だから今のままでいい、と見てあげることが大切であると思う。

 

それに親がいつも正しいというわけでもない。

大人も子供と同じように日々切磋琢磨しながら成長を心がけて生きているわけだから。そういう見方をすればどちらが上ということもない。

大人も子供も常に発展途上状態にいることを忘れてはいけないように感じる。

 

わたしも、自分の子供を見て「なんでこの年で、このレベル?」とため息をつくことが結構あったし今もある。

でもそういう風に感じると落ち込むのが目に見えているので、そんな時はとっさに自分に言い聞かせている。

「いや、これでいいのだ」

「本人なりに頑張っているのだから」

「失敗しても本人のやり方で納得がいくまでさせるべき」

と。

 

でもこうやって黙って見守ることのしんどいことよ。

だから見守らない。

ただ運を天に任せている。

そういう姿勢も大切かもしれない。

そういう心構えで親業に臨むことが親子両者の精神衛生に良い影響を及ぼすのではないだろうか。

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ドクダミママ至言

親も子供も発展途上の旅人。

親も子供も自分なりの旅の仕方がありそれでいい。

どちらが上ということもない。

だから「親だから」と威張らない。

子供の今の段階を受け入れ信じてあげることが両者の精神衛生に大切。