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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

離婚が危険な場合もある

可愛い夫婦茶碗。
https://www.yamada-heiando.jp/media/meoto-chawan/

世間は「自分軸で生きる」とか「自分らしく生きる」とか「自分の正直に生きる」とかが

流行りで、家族より個人を大切にする動きが最近日本で目立つ。

でも「自分に’本当に’正直に生きる」をストイックにやるなら・・・

家庭は完全に崩壊するだろう。

つまり、離婚のオンパレード!😰

 

現に日本人の間では熟年離婚が流行っているようだ。

それには海外在住の国際結婚組も入る。

 

理由は・・・

家族には尽くせど自分をおなざりにして生きてきたことに対する後悔。

残りの人生を自分の好きなように生きたい。

他の人に依存しないで生きたい。

伴侶の顔色を見て生きたくない。

せめて人生の終わりくらい勝手にさせて欲しい。

もう(結婚に)飽きた。

などなど・・・。😅

 

確かに、その気持ちは手に取るように分かる。😓

 

一人は危険

しかし・・・「一人で勝手に生きる」のは若い時は大丈夫。

歳をとってくるとそうはいかない。

 

最期の方こそ人の助けが必要になってくる。

老人の一人暮らしは不便で危険なのだ。

 

実は先週わたしは腫瘍摘出の手術を受けた。

そこで思ったことがある。

 

手術後、毎日ガーゼを交換しないといけない。

(アメリカは日本とは異なりこのくらいで入院などさせてもらえない・・・)

ところが!

自分の手の届かない場所なのだ!😅

(まあ自分でやろうと思えばできないことはないのでしょうけど、

ちゃんとできるかは定かではない・・。😅)

 

だから毎日夫の手を煩わせて交換してもらっている。

そしてふと思った。

これが一人だったらどうなるのだろうか。

やっぱり誰かがそばにいないと無理なのだ、と。

 

そういえば最近、

自分に正直に生きたいから離婚された60代後半の女性の話を聞いた。

でもその後うっかり転んで怪我をした。

そして動けなくなった。

子供たちはそれぞれ独立していて自分の家族を持ち近くにはいない。

だから誰も助けてくれないらしい・・・。😰

その時夫の存在を感謝したそうだ。

そして離婚を後悔したとか・・・。😓

 

やっぱり・・・。😓

 

それから離婚後経済的に困窮する可能性も考慮した方がいい。

歳をとってからの離婚は「賭け」のようなもの。

どう転ぶかは経済的な要因と健康状態が大きく左右する。

 

確かに

暴力を振るような伴侶とか

働かない夫とか

モラハラのひどい類とか

バクチや酒に給料を使い果たすにタイプとか

こういうのは離婚した方が正解といえるケースも多い。

 

でも、

愛情が無くなった・・・とか

もっとイキイキと心ときめいた人生を生きたいから・・・とか

やっぱり自分に正直に生きたい・・・とか

伴侶の欠点が耐えられない・・・とか

(誰でも欠点くらいあります😅)

こんな理由で離婚するのが昨今の流行り。

でも・・・こんな理由で離婚なら世界中の人が離婚するでしょう。

 

ちなみに、ある知り合いはコンマリさんの本に共感し「ときめかない結婚」に終止符を打つ(つまり断捨離!)決断をし、離婚に踏み切った。これなんか・・・どうなんだろうか・・・。😓

 

伴侶にムカつく時

もし伴侶のことが本当に嫌なら

どこが具体的に嫌なのかリストアップしてみたらいい。

 

その後

長所を書き出してみるといい。

 

日々伴侶の(子供も)嫌なところばかり見つめていると

絶対人生が真っ暗闇になってくるものだ。

だから二番目の長所を探す方がいい。

 

わたしは夫にカチンとくることがあっても・・・

それを口に出すのを控えるようにしている。

(だって・・・その口が悪の根源なんですもの!)

その代わりに夫のいいところや感謝することを(無理矢理😅)考える。

そして自分の感情がおさまるのをただひたすら待つ。

 

これを心がけている。

当然新婚当初はこんなことはできなかった。

でも長年の努力で可能になってきた。(時間がかかってます・・・😅)

 

そして発見した。

結婚で学ぶ大切な課題とはこれなのだと。

 

子育ても結婚も全ての家族生活というものは

忍耐を試される。

だから人間的に成長できるのだ・・・と思う。

つまり成長は痛みを伴うよう・・・。😅

痛みが嫌な人は・・・結婚しない。(うちの娘のような人・・😅)

子供も産まない。😅😅😅😅😅😅😅😅😅😅😅

 

最期まで

私の好きな歌がある。

ムーラン・ルージュという映画の挿入歌だ。

紫色のリリックに特に焦点を当ててみてください。

 

Come What May / Moulin Rouge! (ムーラン・ルージュ)
この先何が起きようとも


Never knew I could feel like this
今まで感じたことのない気持ち
Like I've never seen the sky before
まるで初めて空を目にした時のよう
Want to vanish inside your kiss
君の口づけに溶けて消えてしまいたい
Every day I love you more and more
この愛は日増しに つのるばかり
Listen to my heart, can you hear it sing?
僕の心の歌声に 耳を澄ませて
Telling me to give you everything
君にすべてを捧げよう
Seasons may change, winter to spring
冬から春へ 季節は移ろうけれど
But I love you until the end of time
君を愛してる 時が尽きるまで

Come what may, come what may

どんな障壁が僕らを別とうとしても
I will love you until my dying day
君を愛してる この命朽ちる日まで

Suddenly the world seems such a perfect place
突然 世界がとても居心地よく感じたの
Suddenly it moves with such a perfect grace
この上ない優しさに満ちているようで
Suddenly my life doesn't seem such a waste
自分の人生が価値あるものに思えた
It all revolves around you
あなたが中心にいる時は いつでも

And there's no mountain too high, no river too wide
越えられぬ山も 渡りきれぬ川もない
Sing out this song and I'll be there by your side
この歌を歌うときは 私がいつもそばにいる
Storm clouds may gather and stars may collide
暗雲が空に垂れこめ 星が衝突しようと
But I love you, I love you
あなたを愛してる
Until the end of time
時が尽きるまで

Come what may, come what may
たとえこの先 何が起ころうとも 
I will love you until my dying day
あなたを愛してる この命朽ちる日まで
Oh, come what may, come what may
どんな障壁が二人を別とうとしても
I will love you, I will love you
あなたを愛し続ける

Suddenly the world seems such a perfect place
世界がこんなに すばらしいものだなんて

Come what may, come what may
たとえこの先 何があろうとも 
I will love you until my dying day
君を愛してる この命朽ちる日まで

birdkaptanto.blogspot.com

 

恋と愛の違い

出会った時は誰もがウキウキして

恋に陥ることは本当に楽しい。

世界が薔薇色に見えるのだ。

 

問題はその気持ちを一生持ち続けられるかということ。

まあ、ほとんどの場合は無理でそれを期待する方が間違っているかもしれない。

つまり恋人に対するような気持ちは消えるということ。

でもそれでもいい。

 

それは結婚に本当に大切なのは恋心ではなく真実の愛だから。

真実の愛とは相手が自分の思い通りだから愛するのではなく

条件抜きなのだ。

(親の子供に対する愛情がそれ・・・)

 

「自分の命が朽ちるまで愛している」という歌詞。

それはまさに無条件の深い深い愛情を示している。

 

しわくちゃの老人になって

髪は抜け

よだれを垂らし

何もできなくなって

寝たきりになっても

それでも伴侶を愛せるって・・・

それは本物の愛なのだと思う。

 

相手を変えようとするのではなく自分が変わる

結婚は恋愛のように毎日がウキウキじゃあなくていいのだ。

互いに不完全で不足分が多い人生を共に歩んできて

その中で互いに感謝の気持ちを表すことができるなら

そこには幸せがある。

ドキドキもウキウキもないけど・・穏やかな幸せはあると思う。

 

まあ、鍵は期待しないことだと思う。

相手にこうなって欲しいとか要求しないで

何かしてもらおうとか

優しい言葉をかけて欲しいとか

気を利かせて欲しいとか(男性にこれを要求しない方がいいです・・・😅)

そういう期待もしない方がいい。

その理由は期待のほとんどがガッカリする結果となることが多いからだ。

 

それよりも、

自分が変わる努力をすることがまっとうな道なのだ。

(と自分に日々言い聞かせてます😅)

 

つまり・・・

どんな変化球が来ても交わすことができるような

強い精神の人になればいいのだ。

 

究極的には、ただその人のそのままを受け入れる。

それしかないと思う。

 

相手が完全だから愛するのではなく

一人の不完全な人間として慈愛の目で見てあげる。

それは伴侶だけでなく子供へも同じかと思う。

(まあ、理想はそうだね・・・😅😅)

 

冬から春へ 季節は移ろうけれど

どんな障壁が僕らを別とうとしても

越えられぬ山も 渡りきれぬ川もない。

 

暗雲が空に垂れこめ 星が衝突しようと
あなたを愛してる。


時が尽きるまで

命が尽きるまで。

 

夫婦の愛とはこういうものなのだと思う・・・・。

それを絆と呼ぶのだ。

 

自分も本当は日本に帰りたいけど・・・

夫のそばにいてあげよう思う。

もし夫が先に逝くならその最後の息が途絶えるまで。

 

ドクダミママ至言

所詮、弱い人間は完全な自分軸では生きられない。

なんでも自分の望むままに生きることも現実的には無理。

 

人は誰かと互いに支え合いながら生きていくもの。

かといって、自分のこともなおざりにしない方がいい。

完全な犠牲でもなく

自分の部分もしっかり取っておいて

相手を尊重する。

 

そして命の息が途絶えるまで

相手を大切にする気持ちを忘れずにいる努力。

真実の愛とは無条件の愛。

これが結婚を持続させていくのにとても大事。

子育てもしかり。

 

相手を変えようとするのではなく自分の精神を鍛えること。

これが持続の鍵。