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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

人のせいにしないこと

最近また某国出身の王子は世の中を騒がしてますね。

(恐いほどエンドレスですね・・・😅)

何が問題かって、自分の家族や個人的な秘密を世界中に公表していることにある。

超有名で超上流階級の家族に大恥をかかせるようなことを言うことを止めようとしない。

たとえそのほとんどが本当のことであったとしても言わない方がいいこともあるのだ。

 

せめて匿名でお願いしたい。

それなのに全て本名で前面から容赦無くパンチを喰らわせている。

当然パンチを食らった方はたまったものではない。

だから距離を取るに決まっている。

 

それなのに、実家の家族と仲なおりしたいと公言している。😅

(いよいよおかしくなったか・・・💦)

こんな状態でそんなこと・・・可能なのだろうか。

喧嘩をふっかけてきたのは他でもない彼。

彼は加害者が謝るべきと言っているけど・・・

これほどまでに恥をかかせられて簡単には謝れない。

そもそも謝るかどうかは相手側が決めることなのだ。

 

この状況に誰が同情するのだろうか。

そもそもどんな家庭にも問題はあるものだ。

兄弟喧嘩?

あるに決まってる。

兄が突き倒してきた?

そういうことをされるほど彼は兄を怒らせたのだ。(喧嘩は一人ではできないもの・・)

それに兄は後で謝ってきたのに・・・。

人が謝ってきて赦すと言ったら、そのことに再度触れてはいけない。

人を赦すということはそういうことなのだ。

 

実際、世間は何も言わないでひたすら我慢している王室に同情しているようだ。

よってH王子が口を開くたびに王家の人々に同情が行き、人気度が上がる一方だ。

その反対に言ってる本人は人気が下がっていく。(わかってない!)

 

なんでも・・自分は王様になれない、結局スペアであることが気に入らないとか。

つまり次男に生まれたことが気に食わない。王家なんかに生まれたくなかった!とか。

そして誰も彼とその妻を理解してくれない。

助けてくれない。

(やってられません・・・)

 

要するに、自分(と妻)は極めて不幸であると思っているらしい。

 

😅!!!!!!!!

 

あの〜〜〜〜〜

それは

運命というものだ!

 

自分の生まれた境遇に文句を言って変えようとしてもその事実は変えられないのだ。

 

それに彼の境遇って不幸のうちにはいるのだろうか?

 

父親は刑務所にいて、母親は朝から麻薬漬けとか・・・こういうのは本当に不幸な境遇に生まれたとしか言えない。

シリアの難民の子供たちは今も雨漏りがするテント住まいで過去10年間学校に行っていないと言っていた。

アフガニスタンでは家族が食べていくために売られていく少女たちもいる。

学校に行きたくとも女子には禁止されている国もある。

ウクライナには戦争で家族を失い家も爆破され行き場のなくなった人々が山ほどいる。

ゴミをあさって暮らしている人々も世界にはいる。

今日の食べ物がなくて死んでいく子供が毎日何人いるのか。

言論や宗教の自由のない国に住んでいる人もいる。

ほとんどの人は好きな仕事についているわけではない。

それでも働く。

そして働けど働けど貧困から抜けれない人もいる。

仕事を失いホームレスになってしまった人もいる。

不治の病に犯されている人もいる。

それなのに医療費が払えない人もいる。

 

こういうのを不幸というのだ。

悲しみと呼ぶのだ。

 

彼らに比べれば王家の次男に生まれたことなど一体どこが不幸なのだろうか。

彼は基本的なものに困ったことはない。

お城に住んで

勉強ができなければいくらでも家庭教師がつき

多くの助けを受け大きくなった。

問題行動で警察に捕まっても赦してもらえる境遇。

戦地に赴いても命に関わるようなことはさせられていない。

常に特別扱い。

それはみんな当たり前のことで感謝しなくともいいことなのだろうか?

(感謝しているとかインタビューでは言っているけど・・・そういうふうにはとてもみえない・・・感謝しているけど文句もあるということか・・・💦😰セキュリテイをつけてくれないからとか今でも文句を言っている・・・。いや・・・国のために仕事をしていない人に国費を使えないんだけど・・・😅)

 

いつも人にジロジロ見られて嫌って?

そんなの有名人なんだから仕方がない。

そのような階級やライフスタイルに付随するものなのだ。

(それが嫌なら王室なんて消滅させたらいいという動きも英国には結構ある)

 

有名人は嫌でプライバシーが欲しいって?

じゃあもっと静かにしてればいいのにえらい騒がしい。

 

王家に生まれたのは運命!

まさか物乞いの家の方がよかったとか?

 

結局、恵まれた人は本当に不幸な人のことはわからないのだ。

本当の不幸とはなんのことだかわからない。

母親が12歳の時に亡くなった?

世界にはそんな子供もいくらでもいる。

でも違いは貧乏人の子供は母親が亡くなって悲しいだけではない。

他に面倒を見てくれる人もいなかったりする。

貧困と家庭崩壊が共存していたら泣いてる場合じゃあない。

 

彼はそういう現実を聞いたことはあるはずだ。

でも彼にはそういう知り合いはいない。

経験したこともない。

だから自分が一番不幸であると思っている。

 

そういうのを甘ったれという。

 

本当に人に尊敬されるような有名人になりたければ

その豪邸から出て本当に困っている人のコミュニテイで何かしたらどうだろうか。

(一回だけ何かやるだけでなく・・)

役に立たないようなNPOの経営。

有名だからという理由だけで演説の機会があたり

立派なことをしゃべっている。

でも・・・彼の言葉には誠実さと本当の力はないと見る人も多いのは頷ける。

 

なぜなら全て金儲けのためにやっているように見えるからだ。

今回の回顧録出版もその理由が大きいと見える。

家族の恥を世界中に公表することよって金儲けをすることが根本的な問題なのだ。

そしていうまでもなく、その金儲けの理由は王家の人間にふさわしい生活レベルを維持したいからである。

 

王家に生まれて嫌だけど、

王室の悪口もやめないけど、

今も王家の人間として認めてもらいたい・・・とはズーズーしいにも程度がある。

(と先進国の多くの人は思っている。)

彼の中でかなりの葛藤があるということか・・・。

 

でもそんな彼にも一貫性というものが存在する。

それは・・・・

「自分には非がない」ということ!

「(ほぼ)全て周りが悪い!」ということ!

(全てとは言っていないけど、結論的には結局相手の方が悪いという立場は崩していない)

つまり

「自分が犠牲者である!」ということ。

 

ヒエ〜〜〜〜〜!

何歳なの???

世界中の人に同情して欲しいなんて・・・・。😅

 

で、わたしがここで言いたいことがある。

それは

どこにも完全な家庭はないこと。

完全な親もいないこと。

そして生まれた境遇を嘆いてもどうにもならないこと。

 

あの王子とその妻を見ているとイライラさせられる人も多いと察する。

だから良い勉強の材料にもなる。

 

私たちがそこから学ぶべきことは

ああいうふうにならないことだと思う。

 

今ある状況で自分なりの努力をすること。

人のせいにしない。

生家を嘆くのはやめよう。

親のせいにもしない。

子供のせいにもするのもやめよう。(これが最も難しい・・・)

Nativity(西洋の家庭でよく飾られるキリスト降誕シーンの飾り物)
救い主は馬小屋で大工の息子として産まれたけど文句など言わなかったですね・・・😅
彼は非常に賢くて親のいうことをよく聞く息子だったそう。
(我が家にそういう子供はいたかしら?・・・😰)

ドクダミママ至言

生まれた家庭や親などの置かれた環境のせいにしても問題解決につながらない。

自分の不幸は子供のせいだとしても

(実際そう感じている親はものすごい多い・・😅)

結局問題解決にならない。

置かれた環境でベストを尽くすしかない。

大変だけど・・・。😰

そもそも幸せって自分に責任があるんだから。

(ま、これって永遠の課題ですね〜・・・😅)