子育てが長いと母は自分を失っていくことが多い。
それで子供も成人したし・・・これからは自分の人生を生きるぞ〜〜と意気込んでみたりする。
でも現実は・・・
何していいかわからない!
そして放心状態になったりもする。
それで、自分を再度発見するためにできることがある。
それは自分に質問をすること。
前回、五巻を刺激することをするといいと言ったけど、それそれ。
視覚
何を見ることが楽しい?
何が綺麗だと思う?
何を見ている時が充実する?
満足感がある?
何に囲まれている時が幸せ?
聴覚
なんの音が好き?
どんな鳥の鳴き声が好き?
どんな音楽が好き?
どんな自然の音が好き?
触覚
どんな服の生地が好き?
どんな触り心地が好き?
嗅覚。
どんな匂いが好き?
好み?
どんな匂いの花が好き?
どの季節の香りが好き?
香水は?
食べ物の匂いは?
味覚。
どんな味が好き?
どんな果物が好き?
どんな料理が好き?
などなど。
こういうことを自分に聞いていく。(長く考えたりしてはだめ。直感的に答えを出す)
それが自分に素直になる最初の段階。
これをたくさんやっていくど、だんだん自分の声がより鮮明に聞こえてくるようになる。
今までは自分の声を無視してきたかもしれない。
これからはやめよう。
わたしも無視してきたから・・・
好きなもの?なんて聞かれても・・・
答えは決まって
「特に」
としか言えない。
(他の例:美術畑出身の人間が好きな色は?と聞かれて・・・「全部」と答える始末・・・。母になるとは実に恐ろしいことだ・・・。)
自分の好きなものなんてどうでもいいのだ。
でも子供の好きなものなら知っている。
それが一般的な母親。
そして自分を失っていく。
自分を失った母は子離れも上手にできない。
子離れを上手にできない母は子供から「重たい母」と呼ばれ、避けれらる。
だから今日から自分に聞いてみよう。
何が好き。
そんなシンプルな質問なら答えられるはず。
いきなり「何がしたいの?」なんてそんな大それたことを
聞かれてもすぐに答えられっこないのだから・・。
ドクダミママ至言
子育て終了後、母親は自分を失っていることに気がつくことが多い。
そして自分を取り戻そうとしてみるけど、これがなかなか難しい。
だから最初にすることは自分の声を聞く練習をすること。
それには簡単な質問を自分に投げかけてみること。
そして行動に起こすこと。
これを続けていくと感性が戻ってくる。
そして自分が見えてくる。