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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

子育て後は虚無感で一杯になる

虚無感一杯のニャンタ。何もする気になれない。全く動けない。ああああ😅

子供が育ち家を出ると、母親は喪失感だけでなく虚無感に襲われることが多い。

自分の場合はこれと同時に更年期障害が始まり、虚無感はかなり酷かった。

毎日息をするのもしんどいと感じていた。

朝起きるのも苦痛だった。

そしてそこから這い出るのに何年かかったのだろうか。

実は今もこの虚無感が完全には消えてはいない。

でもかなり改善したとは感じている。

 

この虚無感とは、

空っぽで虚しい感情のことを指す。

全ての俗世のものに価値や意味が見出せなくなること。

 

虚無感があると

何を見ても感動しない。

何をしても楽しいと思えない。

何を食べても美味しくない。

人とたわいのないことを話す元気もないし、しても嘘の笑顔を振り撒いているだけで、

心の中はちっとも楽しんでいない。

かえって疲れる。

 

自分は一体なんのために必死になって子育てをしてきたのだろうか?と虚しくなる。

所詮、自分には何も残っていないような言いようのない虚しさを感じる。

エネルギーが全く残っていないようにも感じる。

この時期、いきなり様々な健康の問題も出てきたりもある。

 

自分の場合は子育てがなんとなく終了したけど、その結果が思わぬ結果となり・・・

その理由からもあり、自分の子育てを虚しい経験としか取れなかった。

だから虚無感。

どっと今までの疲れが出てきて、動けなくなるのだ。

あの時私は仕事もしていた。

だから何もしたくないけどぼーとしているわけにはいかない。

動かない体を引きずるようにして出勤しこの虚無感を隠すようにしていた。

無理やりは本当にしんどかった。

だから仕事中にいきなり涙が出てくることもあった。

(これはホルモンのバランスが崩れているからだと思うけど・・・)

 

虚無感。

 

それを感じる母は多くいる。

辛いからどうやってここから抜け出すか四苦八苦してみる。

でも

ここから無理やり抜け出そうとしても

ほとんど無理。

 

ただただその状態がいつかなくなる日を待つのみ。

気がつかないうちに

時がそれをしてくれる。

 

もう頑張らなくていい。

頑張れなくてもいい。

というお告げなのだ。

 

そういう時期なのだ。

 

虚無感からの早期回復

早い抜け道は多分孫ができることだと思う。

わたしの友人の一人は子供たちのほとんどが早婚だった。

だから虚無感に襲われる前に孫の顔が見れたのでそれが彼女の生き甲斐となった。

最後の子供が家を出るときにすでに孫が三人いた。

虚無感なんて皆無。

幸せそうだ。

 

でもその反対に親はどんどん歳をとっていくのに

子供がいつまでも結婚しないとか

しても子供を産まないとか・・・

そういうのってどうだろうか。

だって、孫は今までの子育ての苦労を一掃してくれるのご褒美なのだから。

 

もし苦労を一掃してくれるものがなければ

親は虚無感で一杯になってもおかしくない。

 

所詮人生はなんてこんなものか・・・と思えてきても当然のこと。

 

ということは

虚無感バスターは、次の生き甲斐を見つけることにほかならない。

生きている甲斐があると思えること。

それはなんだろうか?

その一つが孫。

でも他にもありそうだ。

 

ただ長く母親をやっているとそれがなかなか見つからない。

見つからないと焦る。

焦ると、ますます見つからない。

そうすると今さら・・・という気持ちにもなる。

結果的に虚無感は悪化を辿る。

 

悪循環。😰

 

もし生きがいが見つからなければ

ただこの日1日を少しは気分が高揚するようなことをして過ごすことがあげられる。

特に五感を刺激することをする。

つまり、味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚を刺激する。

 

これを心がけることによって少しは改善するようだ。

でもやっぱり時間がかかる。

最初は大して感動もないのは仕方がない。

ゆっくりでいい。

 

ちなみに「虚無感」の反意語は「充足感や満足感」

自分もよく頑張ったと思えるし(思ってる😅)

子供も立派な大人になったと思えるなら(思えない😓)充足感がある(ない・・・😰)。

これでよかった、と満足もできる。(無理😓)

つまり達成感がある。(何も達成していない・・・😰)

 

充足感と満足感と達成感。

ところで皆さんはありますか?

 

ドクダミママ至言

子育て後の虚無感はよくあること。

それは時が解決してくれる。

ただ今は、なるべく普通に生活して

目立たない些細な喜びを日々の中に見つけること。

1分でけでもいい。

自然に触れることは特にいい。

五巻を刺激することがいい。

大きなことはいらない。

目的も達成感もいらない。

今は休養をとる時。

 

十分休んだらいずれは元気も戻る。

心の病気を治すには時間がかかるのだ。