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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

親の励ましの言葉が子供の重荷になる

石畳にほんのちょっとの隙間を見つけ勝手にそこに住むことにしたさくらんぼの木。こんな貧環境で生き延びられるのかなあ?頑張れ!!!と水をあげる。するとちゃんと応えてくれてしっかり育ってきてくれている。我が子にも親は励ましの言葉をたくさんあげる。でもしっかり育ってくれない子供もいる。そんな時はどうしたらいいの?と迷い悩むのが親。それに答えはあるのか?

励ましの言葉に応えられない子供もいる

一般的な親は子供に励ましの言葉をあげることが多い。

頑張れ!という一言だけでない場合も多い。

 

自分の例で行くと

著名人の名言を口走る・・などもこれに入る。

 

例えば・・・こう言った感じの・・・

  • 努力は必ず報われる!(王貞治)
  • 諦めるのはいつでもできる。でも諦めないのは今しかできない!
  • 他人が休んでいる間に走れ!(本田圭佑)
  • 本当の成功者はやる気のない時でもやる!

などこういう言葉を’常に’😅投げかけていた。

おそらく自分は親というより、メンターでありコーチでもあった。

 

そう、わたしはまさしく日本のタイガーマムだった。

我が子のためにはどんな犠牲も払うつもりで、

それには常に励ますということも入っていた。

 

でも・・・その応援に応えられない人間がいるということに後になって気づいた。

親の励ましが重荷となり

成功どころか

やる気が完全になくなり

引きこもってしまったりする子供も世の中にはいる。

自暴自棄になったりもある(我が子がそれ・・)

 

多分その励ましには「期待」が入っているからだと思う。

 

励ましの言葉に期待が含まれているなら子供によっては害あって利はないこともある。

世の中にはこういう親の励ましについていけない子供もいるのだ。

励ましが重荷になるくらいなら

何かがうまく行った時に「よかったね」と言ってあげるくらいの軽さで丁度いい。

 

そもそも、やる気も個性のうち。

励まされたからってみんながみんな頑張れるわけでもない。

頑張るかどうかは、究極的には本人の生まれつきの性格と選びなのだ。
(常に誰かに励ましてもらわないとやる気が出ないような人は最初から成功する器じゃあないのだ!やる気の自家発電ができる人が普通は成功するものだよね)

 

励ましの言葉は自分に言う

それじゃあ親はどうしたらいいかというと・・

上記の励ましの言葉を自分自身に言うのだ!

所詮、他人の人生はコントールできない。(我が子だって他人なのです😅)

子供は結局は親の願いとは別の方向に行くことが多い。

だから期待は自分にかける!

自分自身の人間としての成長に重きを置く。

 

子供には子供の人生がある。

自分には自分の人生がある。

 

自分の人生を変えられるのは自分だけ。誰も自分のためにそんなことをやってはくれない。

(キャロル・バーネット:女優)

 

子供こととで落ち込んでしまうのもそれは自分の問題。

落ち込みの引き金は子供でも

落ち込んでいるのは自分自身。

その状態から這い出るには

結局自分で変わりたいと思い

変わろうと行動しないといけない。

 

同じように、

子供がしっかりやれない面があるのも子供の問題。

色々事情はあっても究極的には本人の責任なのだ。

子供がその状況から這い出るには

結局本人が自主的に変わりたいと思わないといけない。

変わろうと行動しないといけない。

 

人生の目的は自分磨き

今も心に重くのしかかってくる子供の問題。

もうすでにたくさんのアドバイスをあげ援助をしても本人が腰を上げないなら

自分を変えようとしないなら

それは本人の選びであり、

親にはもうできることはほとんど残っていない。

だからその代わりに

親は自分の魂の成長に心がけ

人格を磨くことに焦点をおくべき。

実際、頑張っている親の姿の方が「頑張れ」と言う励ましよりも遥かに力がある。

 

結論として

親はエゴを捨て、

親の見栄も捨て、

ほんのちょっとの進歩を喜んであげれるくらいでいい。

それぐらいで丁度いい。

それ以上は望まないこと。

 

同時に親は自分の人生を生きる。

これに尽きる。

子供はあなたの延長線ではないのだから。

 

ドクダミママ至言

励ましが重荷になる子供もいる。

手の届きそうもない期待と励ましは害あって利なしのことが多い。

励ましや期待をかけるよりも小さな前進を褒めてあげるほうがいい。

子供の人生は子供のもの。

親の人生も親のもの。