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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

犠牲と期待の大きさに比例するものとは何か

The greater the sacrifice, the greater the resentment.

The greater the expectation, the greater the dissapointment. 

 

「犠牲が大きければ後悔も大きい。

期待が大きければ落胆も大きい。」(ミモザ語録😅)

どうもこの二件は比例しているようだ。

裏庭に勝手に生えてくるキノコ。
今のところ食べた人間はまだ生きているところを見ると毒ではないと思う。^^; 
キノコのように、何もせずとも自然はその恵みを受けて勝手に実る。
反対に人間の子供は手がかかる。
でも養い育てた後は、自然に任せた方が収穫があるかもしれない。

犠牲は払って当然?

親は我が子のために犠牲を払うのが世間では当たり前と思われていて

その道の専門家も同じことを言っている。

 

それで親も必死になって犠牲を払う。

それは責任感からきていることが多い。

でも犠牲に対する報酬がなければ後悔は大きい。

 

そしてその犠牲を払っている間の期待が大きければ大きければ落胆のレベルも大きい。

 

親も生身の人間だから・・・

聖人みたいに、

「与えるだけで幸せです。

何も望みません」とはなかなか言えない。^^;

 

親もこれだけのことをしたんだから

これだけの結果と報酬を望むのは当然なのだ。

 

こういう概念は社会ではまあまあ通用する。

でも親にはやっぱりこれは適用できないかもしれない。

 

期待しないって可能?

期待しないでと言っても完全には無理。

だから、していないふりをするしかできない。

 

代わりに、ただ「がんばってね」と言っていればいい。

できるなら「きっとできるよ」と本心でなくても言った方がいい。

 

親の言葉を信じて子供も頑張るだろう。(年齢によりますが・・・)

ただ大はしゃぎをしないことだ。

本当に頑張れるかどうかは所詮本人次第。

そもそもそんなふうに親の励ましが常になくては頑張れないって、

人から押されないとできないようなら、

そんな人は生まれつき成功なんてしない器の人間なのだ!

 

強い星の元に生まれた人は、やる気の自家発電ができるのだ。

出る杭は抜かれる社会でも、「絶対に出てやる!」というような

すっごい根性の持ち主なのだ。

その反対に周りに色々左右されたり、

逃げたりする人は、そういう生まれつきの弱い性質がある。

 

結局ね、どのくらい頑張りたいかどうかは本人次第なのだ。

だからただ応援はしても

それ以上の期待はしない。

もし子供が既に成人しているなら子供に変わって色々リサーチをしたりもN G。

 

でも素直なタイプは多分色々してあげてもいいかもしれない。

全ては子供の性格や気性による。

 

結局子供次第

我が家の子供たちの場合は

三男以外は、親の意見はほとんどの場合はスルーされる・・・・

彼らは・・・Unteachable!

何も教えられない。

 

だから私は口を閉じていることにした。

犠牲はすでに払った。

今更後悔しても遅し。

期待もかけた。

でももうしない。^^;

 

はっきり言って、期待すると色々言いたくなってくるから、やめた方がいいのだ。

期待するんじゃあなくて、

何を聞いても「よかったね〜」とか「ばんばってるね〜」と

そんな軽い返事をするくらいでちょうどいいのだ。

そして色々教えてあげようなんてそんな気も起こさない方がいい。

知り合いで成人の子供に色々教えてあげようとする親は皆子供からことごとく嫌われている。

誰も全く連絡してこないらしい。

当然よね・・・。^^;

 

うちの子供たちもあまり連絡はしてこない。

三男が多忙なのに義理で連絡してくるだけ。

長男はこちらが連絡した時、時間があれば返信してくる。

娘とはほとんど連絡を取り合っていない。

最近次男が仲直りするために懺悔メールを送ってきたけど、

それで調子に乗ってはいけないと思い、その後こちらからは連絡を入れていない。

 

親は子供の見えないところに隠れている方がいい。

実際、子供の意識に親はほぼ存在していない。

だから親に聞くなんて、頭にも浮かばない。

このように、親が必要とされていない場合はアドバイスなんてのも必要ない。

 

何も言わない方がいいし、

放っておいた方がいい。

つまり先回りしないのだ。

 

それを会社の(男性)同僚に言うと、「本人のためだから言ってあげた方がいい」と言われた。「自分もそういう時期があったからわかる」そうだ。^^;

 

確かに言ってあげたほうが’確実に’本人のためになる。

でも親子の関係は悪くなる確率の方が高い。

 

二者選択

結局選択肢はこの二つしかない。

嫌われても本人のためを思って言ってあげる、か

自分の心の平和のために口を閉じる、か。

これしかない!

 

私は後者を取った。

自分の幸せのためにも、引っ込むことにした。

 

でもこれをすると、我が子が人生で失敗を繰り返す確率が上がる。

それでも、すでに散々言うべきことは伝えてきたんだから、

もうやめた方がいいと悟ったのだ。

おかげで今はなんとなく平和に暮らせている。

 

当然、子供に全く何も教えないと言うことではない。

未成年の時は教えた方がいい。

(なるべく冷静にやってね^^;)

それが親の務めで親の責任。

でも成人した我が子には手出し口出し厳禁なのだ。

(これが苦しいんだあああああ〜!^^;)

 

そして

ある程度の年齢に達したら、親は犠牲も期待も両方’きっぱり’やめた方がいい。

 

私のように疲れ切ってしまわれた、そこのあなた・・・(^^;;

犠牲も期待も終わりにしましょう。

 

ドクダミママ至言

犠牲が大きければ後悔も大きい。

期待が大きければ落胆も大きい。

この二件は比例しているもの。