夫はコロナのワクチンで脳に炎症を来たし、まともに歩けなくなってしまった。
あれからかれこれ9ヶ月。今のところ改善の見込みなし。😰
自家用車にも堂々と身体障害者のラベルまで貼ってある(実はこれは便利!)。
ということで
通常の家事に加えて家の内外の手入れ及び修復を全部私が担当することになってしまった。
アメリカは家も庭も広い。
この管理はかなり大変なのだ。
業者に頼む?
そんな金銭的余裕があるわけない。
アメリカはそうい修復をプロにお願いすると目が飛び出るほど高くつくのだ。
最も困るのが重たいものを動かす作業。
これには助けが本当に必要。
誰にお願いするかって、そりゃあ・・子供に決まっている。
そうしてくれると思っていた。
しかし・・・
誰も来ない!😅
テキストを送っても「お願い」の場合は全部スルーされる。
子供のうち二人はそれぞれ30分から1時間のところに住んでいる。
もう一人はシカゴ。車で5時間はかかる。
三男は今は南部のジョージア州にいて、車で12時間の距離!6月からはユタ州に引っ越しし、そこからだと移動に車で最低3日はかかる。
近くにいる子供たちは
友達とつるむことが優先。
娘は親を助けるためという理由でアリゾナからミシガンに戻ってきた。
でも現実は・・・どうも全く助ける気はなさそうだ。
実際、まっぴらごめんだと言っていた。😅
仕方がない・・・。😓
やりたくないことを強制するにも無理がある。
期待する方がどうかしている。
そもそもみんな自分の人生で忙しいし・・・。
親は親で彼らの人生の邪魔をするつもりもない。
ということで、わたしたたち夫婦は子供に頼ることが諦めた。
今後自分達で(というか・・・自分一人で・・😅)どうにかできないなら
夫と私はこの家を売ってしまおうと話し合っている。
そして具体的な計画をすでにたて始めている。
家の売上金を自分達の退職金に加算し、狭いアパート暮らしをするつもりだ。
多分夫はいずれはassisted livingのような老人ホームに入らないといけない運命だと思う。
よって財産は全部老人ホーム行きになる。
つまり・・・子供たちに残してあげれるものはない。
(悪いけど・・・😅)
でもこれでいいのかもしれない。
親は子供たちのためにものすごい犠牲を払うけど、それは一方的な奉仕であり、やってあげた子供たちからのお返しや見返りは期待すべきでないのだ。
そんなことより大切なことは実はこれ。
つまり、
親は自分達の老後の生活で困ったりしないように早めに手を打つべき、ということ。
知り合いで四人の子供たち全員を小学校から私立に行かせた人がいる。子供たちは全員成功した。しかしそのおかげで老後の資金は国民年金だけだった。生活は苦しかった。
それなのにどの子も親の老後を助ける意志はなかった。
お金を送らないだけでなく、体が弱ってきても助けに来てくれることもなかった。こんなに犠牲を払ったのに子供たちは何もしてくれないらしい。その後彼らは亡くなったので、その時だけ子供たちは顔を出した。弁護士から遺産相続の発表を聞くために集まったのだ。
しかし相続金はなかった。(当然!)😅
その話を聞いていたのに、わたしたち夫婦は、似たようなことをしてしまったのだ。
どうも親になると左脳が機能しなくなり感情で物事を決定してしまうようだ。
我が家はおそらく医療費が家計を圧迫しない限りは老後の生活に困窮はしないと思うけど・・・他の助けが確実に必要。
でもそれも期待できそうもない。
子供たちの心にも頭にも「親への感謝」とかそんな言葉は存在していないからだ。
そこにきて押し付けがましく助けの依頼なんて・・・やっぱりできない。
よそ様にお金を払ってお願いするしか道は残っていない。
それなら・・・・やっぱり夫と私は遺産を残せない。
そしてその方がいいと思うのだ。
本当に子供には何も期待しないことが一番いい。
それには老後のことも入る。
そうつくづく思う今日この頃なのだ。
ドクダミママ至言
老後に我が子に助けてもらうことは期待しない方がいい。
そもそも子供は子供で自分の人生で多忙で親のことを考える時間もないだろうし。
だから今から貯蓄に励み健康に気を遣うことが最も賢明であると言える。
そして今から子供にたくさんのお金と時間を使わないこと。
もっともあなたが見返りゼロでも全く構わないほどの人格者で、
他人に尽くすのが生き甲斐で老後に路頭に迷ってもいいなら話は別だけど・・・😅