人気ブログランキングへ (/head>

ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

過去の反省:我が子は本当は素晴らしいのだ

末っ子が巣立ちしてから放心状態になり何もする気が起きなかった。

何をするにもおっくう。

掃除も料理も仕事もしたくない。

やる気ゼロ。

 

今、子育てが終わって感じていることといえば

 

倦怠感。

虚脱感。

空虚感。

喪失感。

疲労感。

 

胸にぽっかり穴が空いてしまったよう。

でも子供たちは親の思いなど頭にも浮かばないに違いない。

 

いや!!!!!!

こんなボーとしている場合じゃあない!

大奮起してこの状態をどうにかしなくちゃ!

 

じゃあ

とりあえず「全捨離」から。

全捨離?

そう断捨離じゃあないよ〜。

 

ほとんど全部捨てるのだ。

何を。

当然子供に関するものの80%。

(ほんとは思っ切り100%!と行きたいものだがそれは無理なので)

 

まず最初に子供たちが見ていた日本語のビデオとDVD(総計約200個)から始めようか。

f:id:MimosaPalette:20200914031007p:plain

日本語のアニメやドラマ。継承語としての日本語を維持するために観させていた。

 

あら隣に家族のビデオとDVDもあるじゃあない?

 

誘惑にかられ、ちょっとだけ観てみることにした。

(お片付け中にこういう脱線行為は絶対にNGなんだけど)

 

手にしたのは子供たちがかなり幼い時のものだった。

普通親は録画をしてもこれを後で観ることは滅多にないものだ。

わたしにとっても今回がはじめてだった。

 

で、

まあ〜。

なんと可愛い!!!!

手がかかると悩んでいた次男でさえ天使に見えた。

文句言っている姿も可愛くって笑えちゃう。

まるで孫を見ているような気分だ。

 

そしてふと思った。

自分は一体何をイライラしていたのだろうか。

子供たちはただ「子供として生きていた」だけなのだ。

だから大人のようにできなくて当たり前。

それなのに子供達の犯した些細な事件で

イライラしていたのだ。

 

DVDを見ていた思った。

子供たちに問題はなかったのだ。

自分にあったのだと。

 

そんな些細ないたずらや失敗や口答えに理解を示してあげれなかった自分に責任があると。

 

子供に厳しい躾はいらない。

ただ理解だけが必要なのだ。

あんなに可愛かったのに一体何を怒っていたのだろうか。

小さな体内にある見えない魂の言わんとしている言葉を聞いてあげれなかった。

母を許してほしい。

 

思わず涙が溢れてきた。

ごめんね。😢

 

ドクダミママ至言

子供にイライラした時やがっかりして落ち込む時は、

過去のビデオやDVDを観ることをお勧めします。

それを観ると我が子を遠目から見ることができ、

つまりより冷静に捉えることができるからです。

そしてそれが親の反省にもつながります。

 

我が子がどんなに愛らしかったかも思い出すことができ

そのことにより現在の状態を赦すことも容易にできるようになってきます。

 

どの子にも美しい魂が存在しています。

見えないけど体内にある魂。

その魂の言わんとしていることを聞いてあげることが最も大切で、

行いだけを見るだけなら、子供にとってはアンフェアかもしれません。

 

なぜなら

その言動とは裏腹に、全ての子供は本当は善良だからです。

けれども大人は、子供に大人らしい言動を強要したりします。

それができない時大人は子供を厳しく裁き、あたかも悪者であるかのように扱ったりするのです。

これを社会全体が子供に対して行ったらどうでしょうか。

子供はどこに逃げたらいいのでしょうか。

 

だから

誰も味方がいなくなっても親だけは一番の理解者になってあげないといけないかもしれません。

我が子に「本当の」姿が存在し、その「本当の姿」は「善良な人間」ということをひたすら信じてあげれるのは親しかいないのではないでしょうか。

これが親の深い愛なのだと思います。