人気ブログランキングへ (/head>

ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

どうせ生まれ持ったものが人生を大きく左右するなら・・・

 

 

先週は米国東部・中西部・北西部を通して大雪で、景色も我が心もシンと静まり返っている。
命を賭けた子育ては終わり、
その結果を目の当たりにして落ち込んでいた日々もいつの間にか過ぎ去り
今の自分の世界とはこの雪景色のようなモノクロ画面であると思い知らされる。
特にエキサイテイングなこともなく色鮮やかさもない。ただ真っ白で埋め尽くされている。
目を瞑れば、我が人生の虚しさを胸の奥にチクっとだけど感じる。
抜こうとしても抜けない悲しみという名前のトゲだ。
この雪はトゲの上に覆いかぶさり、何事もなかったのかのようにしてくれる。
もっと積もればいい。もっと、もっと・・・。


知り合いにその道50年の心理カウンセラーがいる。

プロ中のプロだ。

その彼が指揮する「Resilience Course(抵抗力養成コース=どんなことがあっても負けない強靭な精神を培うにはどうしたらいいか考える会)」というオンラインコースに夫が出ていたことがある。

参加者は男性(主に父親)だけ。

 

そこで彼が言っていたあることが今も脳裏を掠めることがある。

それは

つまり・・・

 

「子供は18歳くらいまでは親の監視下にあるため、不満があっても素直に従っているように見える。でも18歳以降は結局自分の遺伝子と生まれ持った気質の赴くままに生きていこうとするものだ。それは止めることができない。」

 

が〜〜〜ん!😣

 

じゃあ今まで親のやってきたことって何の意味があるわけ????

ってゆうのが参加者全員及びあたしの意見。😅

 

で、彼はその答えとしてこう断言した。

「だから、色々やりすぎるなってことよ。

絶対後悔するし、その子供にうんざりすること請け合いだぞ〜。

ウツになるぞ〜〜〜!

だから最低限の世話でいいんだ。

それ以上はやるな!

これに尽きるよ!」

 

ということだ。😅

やっぱりね〜。

同感、同感。

 

適当でいい。

必死になるな。

教えることがあるなら教えてもいい。

でも言われたことをしっかりやれるかどうか見届けなくてもいい。

要するに

Teach them principle;let them govern themselves. 

基本を教えたらあとは自分で自己管理をさせなさい。

 

でも、皆さんの言いたいことはわかる。

それは・・・

 

そんなあああ、うちの子に限って、ほおおっておいたらやるわけないでしょ!?

ちゃんとやらないに決まってる!

そしたら大変なことになる!

 

だから結果がよく出るように先回りする。

自分もやった。

 

それで今がある。😰😭

 

教えすぎた。

助けすぎた。

 

それは我が子を思えばのことなんだけど、

バックファイアする確率がぐんと上がる確率が高いようだ。

 

それなら時々ボソッと言うべきことは伝えて

あとは放っておいた方がいいかもしれない。

 

それでできなくて落ちこぼれになっても、

はっきり言ってそれは親の責任ではない。

 

そもそもだね!

色々助けてあげたら、過干渉親と呼ばれ

やらなければ、ネグレクトと呼ばれ、

少しの非で毒親呼ばわりされ、

何か事件に巻き込まれれば常に親のせいにされる。

こんな感じなんだから

何をやっても世間と家族から色々言われるのが親なのだ。

 

どうせ非難されるなら・・・・楽な方法を選んだ方がいい、と思わなくないだろうか。

結局遺伝子に組み込まれたその恐怖の気質と方向性で彼らは勝手に生きようとするんだから。

 

それとあまり期待しないことだ。

子供が立派な人になりたいとか

成功したいとか

それは子供自身が決めること。

 

現状で満足できない親は不幸になるだけだ。

 

もちろん子供が全員立派になるケースもある。

そういう家族を実際に見てきている。

でも大体その親もそれなりの親でその祖父母もそれなりで、親戚一同それなりときている。

 

うちの子供たちの抱える遺伝子

それは父母両者のとんでもない遺伝子からきている。

 

夫の母方の家族は皆

弁護士と医者と歯医者が大多数を占めエンジニアがわずか少数。

安定した生活を営んでいるし

皆さんとっても穏やかで感じのいい人たち。

子供たちは素直。

紳士淑女の集合体。

犯罪者もいないし反抗もほぼない。

和を大事にする。

美形。

でも・・考えられないような大きな健康問題が遺伝子に組み込まれている。😰

 

夫の父方の家族は

集まっても毎回喧嘩。

笑顔が少ない。

コミュニケーション能力ゼロ。

品がない。

オーラが暗い。

頑固で傲慢な気質がほとんど。

反抗心と復讐心の塊。

学習障害者が何人もいる。

外見・・・男性はチビデブハゲで女性はチビデブ・・・。

混血しすぎていて人種及び民族不明・・・。😰

 

うちの生家はというと・・・

ちょっとオープンで変わった考え方をする人が多い

(海外生活経験が原因か生まれつきか・・・😅)

皆われ我が道をいくタイプ。

人の噂は気にしない大陸型性格の人が多い。

信仰心が篤い人が多い。

職業は中小企業の経営者とかお坊さんなど。

一人芸能人。

普通の堅実なサラリーマンってあまりいない。

リスクを追うタイプ。

一番堅実だったのは祖母が女学校の校長先生だったことかな・・・。

 

ということで我が家の子供たちは、

こういう遺伝子がごちゃ混ぜになっている。

だから今更何をしてもどうにもならない。😅

 

でも・・・何を血迷ったのか・・・

教育、つまり環境によって変えられると思ったのだ。

なんと浅はかな・・・。😰

トンビが鷹を産むって確かにあるけど、データが示す限りは滅多にない。

鷹になったとしても、それはやはり鷹になれる素質が遺伝子に少しでもあった人なのだ。

 

それでも、人は変われると思うけど、

本人が変わりたいと思わなければ変われない。

変わるように親が無理やり仕掛けても多分無理。

強い意志が欠けていれば奇跡は起きないのだ。

(最近はその強い意志不足も親のせいにする人が多いけど・・・

なんでも人のせいにする性質も生まれつきって気がする・・・)

 

だからそういう場合は

未成年なら、自分で気づくように仕向けるしかないのだ。

家を出て行った子供の場合は

仕向けるも何ももう遅いから、

変わる何かのきっかけが起きるようにと日々願うだけ。

 

ある日ふと、「こんなんじゃいけない!」と思う日が来ることを願うしかない。

それしかできないから親は辛いのだ。

 

ドクダミママ至言

期待するとがっかりするだけだから止めよう。

所詮遺伝子がコントロールしている。

親のせいだけじゃあない!!!!!!!!!