親は子供のためなら何でもする。
それは親は良かれと思ってやっているかもしれないけれど
子供にとっては迷惑と捉えられていることも多い。
日本人の親(特に母親)に多いのが
1。習い事をたくさんさせることとその結果に’異常に’期待すること。
でもね〜ほとんどの場合は大成功になんてつながらないのよ〜。
だからチャンスをあげるのはいいけど
期待するのがまずい。
子供より親が必死になってどうするの?????
これは自分の失敗から話していることで
本当に後悔している。😓
2。あちこちに連れて行く。
自分のやりたいことがあるのに
子供を色々なところに連れて行って楽しい時間を共に過ごす。
本当にそうしたかったらそれは’全く’問題がないけど
100%犠牲の上にしない方がいい。
そもそもしてあげなくとも問題は出ない。
(と先輩の女性から忠告を受けていたのに、やってしまった・・・彼女は正しかった😅)
私と夫は全米のあちこちに子供たちを旅行に連れて行った。日本にも当然連れて行った。
半分遊びで半分教育が目的。
今思えば連れてなんて行かなくてもよかった。
人によっては楽しい時間を共有できたわけだからいいじゃない?と言われるかもしれない。
でもそれは私と夫の一番の趣味娯楽が旅行の場合。
こういう時間潰しに醍醐味を感じる人の場合。😓
このほかにも農園でベリー狩り、りんご狩り、梨狩、射撃場、スケート、山登り、ハイキング、、川や湖での魚釣りなど、数限りないたくさんの経験をさせた。(学校でやってくれないから・・・)
幼児の時だけではない。高校生になっても一緒に参加させてあげていた。
それなりに楽しかったといえば楽しかったのかもしれない。
でもやりたかったかと聞かれると、なんとも言えない。
だって・・・
夫は仕事で疲れていて子供と遊びに行くくらいなら家で昼寝がしたかったし、
私もしたいことやしないといけないことが山積みになっていたんだから。
子供のことを常に第一にしてきた。
でもね〜現在親はすごく煙たがられているところをみると、全く感謝されていないよう。
まあ。これだけやれば親のそばにいたいくない気持ちがわからないではないけど。
でもこれには正当な理由がある。
アメリカの親の干渉が多い理由
1。交通機関の発展途上状態。
アメリカは公共の交通機関がものすごく遅れていて子供が勝手に好きなところに行けないようなシステムになっている。学校のプログラムも日本のそれとは天と地の差。
よって親が全てのところに連れて行かないといけないといけない。
親ができない場合は他の大人が同伴していないといけない。
結果として親・大人は子供のためのお抱え運転手で人生が終わることも非常に多い。
2。かなり大きくなっても見張っていないといけない。
アメリカは犯罪が多く、危険だからとずっと見張っていないといけない。
家にも子供だけで置いておけない。
12歳の子供を家で一人でお留守番させると警察に通報される国なのだ。
(州によりこの年齢制限は異なる)
幼稚園生が一人でおつかいなんて、考えられない。
高校生の息子のキャンプだって大人同伴だった。(必要なし!)
要するにいつも大人がそばにいないといけない。
じゃあどうせそばにいるならと、色々してあげることにする
(しないとゲームをやって暇潰しをするから)
しかし、あれは全てしなくともよかったと今となっては思う。
勝手にさせればよかったと。
色々してあげてこんなに反抗されては後悔しか残らない。
全てが無駄に見えてくる。
だから
家に一緒にいても怪我をしない程度に気をつけるだけで
監視はしないこと。
これに限る。
結論
わたしは自分の娘に口酸っぱく言ってる。
我が子がどんなに可愛くても
自分をそこまで犠牲にしてはいけないと。
自分のやりたいことや夢を捨ててはいけないと。
捨てれば絶対に子供に期待するようになるからだ。
(期待に背かないような子供なら大丈夫・・・でも殆どの場合は背くようだ・・・)
見ていい夢は自分の夢だけ。
子供には子供の夢を見させる。
それが’絶対に’正しい。
親は親で頑張って自分の夢を現実化することは子供にとって良い模範となる。
口で子供を励ますより、頑張っている親の背中を見せる方がよっぽど役に立つのだ。
子供が寂しい?
いや、孤独は発明の母。
ちょっと孤独くらいでちょうどいい。
子供も自分に向き合う時間が必要なのだから。
自分で解決させる力を養わせるためにかまいすぎは良くない。
本当に・・・・
やるな!!!って
時間とお金をかけるな!
期待をかけるな!
もうこれしか言えません。😅
ドクダミママ至言
子供に色々やりすぎないこと!
子供に期待しないこと!
すべきことは、ひたすらニコニコ笑って
子供の持っている個性を認めてあげること。
子供の話を聞いてあげること。
自分自身の人間的な成長に焦点を置くこと。