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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

子供を産んだ人はこれだけですごい!

裏庭のさくらんぼ。親である家主は何もしなかったけどたくさん実がなった。
親も我が子に立派な実を沢山実らせて欲しいと望んでいる。でもどんな実かは本人次第。

今の世代の若い人のことを米国ではZ世代(ゼット・ジェネレーション)と呼ぶ。

これを短縮して'GenZ(ジェンジー)'と一般的に呼ばれている。

 

このGenZの顕著な特徴は

個人主義+’entitled (自己の権利を主張する資格が100%あると思っている)'

 

つまり、こういう風に考えている。

 

自分はユニークで特別な存在で他の誰よりも大事。

自分軸によって生きることが最も重要。

どちらかというとやっぱり社会より個人が大切。

(社会改革のためのデモとかはやってるけど・・・)

個人は家族や社会に対して責任はなく負わなくともいい。

親や家族に対して責任はないけど、超スペシャルな自分は親から全ての援助を受ける権利があり親はそれをする義務があると思っている。

 

元々欧米はこういう傾向があったけど・・・最近は輪をかけて目立つ。

 

欧米だけならいいけど、

どうもこれが日本にも輸入されたようだ。

 

日本の結婚観も変わり

一生未婚の人も増えている。

結婚は人生の墓場で子供なんて自由の足かせ、とも聞く。(うちの娘が言ってます・・・😅)

社会や家族より個人が大切だから

自分の自由を犠牲にしてまで家族なんて面倒なものはゴメンこうむりたいと言う人もいる。

(気持ちはとってもわかりますが・・・😅)

 

人は結婚などただの紙切れで(この紙切れがとてつもなく重たい!)

それは人生に必要ではなく

(結婚願望がある婚活女子は高望みで結局結婚しなかったりだし、必要ないと言っている人もいるって・・・😅)

子供も産まなくてもよく・・・

(精子バンクで気に入ったのを選んで子供を産む独身女性もいるけど・・・一人で子育てをする大変さをわかってない・・・😅)

 

全ては個人が決めることで全く問題なしという見解が主流。

確かにそれは100%間違いとも言えない。

でもこれで本当に問題がないのだろうか?

 

まあ確かに個人の自由といえば自由だけど・・・

社会無くして個人もないということも忘れてはいけない気もする。

 

少子化の問題

先進国の少子化は進んでいて

去年の合計特殊出生率(一人の女性が一生のうちに産む子供の数)は

米国は1.6

日本は1.3(おととしの0.03ポイントを下回った)

 

6年連続で前の年を下回っている。

ついでにもっと怖いのが・・・

日本の未婚率平均は34.6%

生涯独身を貫く人の割合は男性では全体の3分の1。😰

女性は5分の1。

 

少子化がもたらす問題点1:国が消える

米国は今後どうなるかはわからないけど

日本に関していえば

国家がなくなる恐れがある。

つまり強力なお隣の国々(複数!)にのっとられても全くおかしくないということ。

 

女性が子供を産まないから労働力が不足する。

不足するから輸入するしかない。

海外から労働力をたくさん入れるとどうなるか・・・

当然・・・日本民族が少数派になるのだ。

よって国は乗っ取られる確率が上がる。

 

そうなれば、日本語使用禁止となり

日本語は世界から消えるだろう。

日本人という民族もなくなる

それは大問題ではないだろうか。

それでも個人主義を貫くつもりだろうか。

 

まあ、そんなことを聞いてもなんとも思わない人がほとんどで

みんなお構いなしに独身貴族の身分を謳歌しているようだ。

 

問題点2:国民年金(social security)

個人主義も行き過ぎると問題がある。

親も一人っ子で子供も一人っ子でその一人っ子が子供を産まないという社会は成り立たない。

少子化から若い労働者数が足りないので社会が成り立たなくなってくる。

(税金が不足する→国民年金が足らない)

ただでさえ足りないのに、引きこもって働かない人口も男性の中に多くいる。

 

こんな個人主義の国民を国だって支えてあげられないのだ。

(国のために何もしないでも恩恵だけはもらいたいってありですか?)

 

だから〜

こういう状態だから〜

まずもって国民年金など期待しない方がいいってこと。

もらえても日本は毎年その需給金額が減っているというではないの。

物価が高騰しているのに収入が減るってあり?

 

でも仕方がない。

国が払えないのだから。

 

問題点3:老後の面倒は誰がみる?

老後と死亡時は誰が一体面倒を見てくれるのだろうか。

みんな老人ホームに入り

孤独死が常となるだろう。

残した財産も引き継ぐ人はいない。

残したものは全部ゴミとなる。

 

アメリカの場合だと、

そういう場合は行政が生前整理を担当し、全財産も行政に回ることになっている。

 

一生懸命働いてきた人生は一体何だったのだろうか。

自己実現だけが人生の目標?

虚しい人生だとは思わないだろうか。

(自分のことをちゃんとやりましょうって言ってきてるけど、利己主義とかになれとは言ってませんよ。)

 

結婚しない選択。

子供を産まない選択。

確かに全ては個人の自由ではあるけれど

誰も自由とは怖いものであることに気がついていない。

自由に選べてもその結果は選ぶことはできないのだ。

 

そしていつでも子供を産めるわけでもない。

遊んでいる間に歳をとっていって、やばい!と焦った時ではもう遅い。

 

独身貴族は孤独死。

子供を産まない市民からなる国は滅亡するのが運命。

 

みんな勝手にやっていて・・・個人主義・利己主義で生きていると

しっかりとお釣りが来ることがこれで納得いただけただろうか。

 

我々はすごい!

ということは!

我々はすごい!

ちゃんと子供を産んで国に恩返しをしているのだから!

 

日本の方はお金がないから産めないとか言われてるけど、

我が家だってお金なんかなかった。

学生結婚で子供を産んだ時も夫はずっと学院生。

ずっと超貧乏。

でも産めるときは限られているし

体力の限界もある。

 

貧しかったけど、楽しい思い出もたくさんある。

かといって、子育ては本当に大変で、こんなことに意味があるのか???と

疑問に思ったこと何億回。

それでも今思えば、自分の義務をきちんと果たした達成感はある(それなりに・・・😅)

 

よって!

夫も私も国民年金をもらえる権利がしっかりある!

4人も産んだのだから!

みんな働いて今の年金生活者を支えている。

すごい!

教職につく方々が仕事を維持する助けともなっている。

医療関係も!

子供用品の製造業さんも!

実に、子供を産むと助かる人が世の中にたくさんいる!

すごい!

ということは、これに関しては子育てに成功したと断言できそうだ。

 

たとえ思うように子育てができなくとも、

育った子供が期待はずれでも、

この点、親である我々は

立派に社会貢献をしたことになる。

 

ということは!

もう落ち込む必要はないよ〜〜〜!

我々親はすごいのだ〜!!!

 

ドクダミママ至言

子供を産んだ人はそれだけで立派な社会貢献をしていることになる。

だからうまく子育てできなかったと嘆くことはない。

大した社会貢献するような大人にならなくてもいい。

有名人にならなくともいい。

それは本人の責任なので気にしなくてもいい。

(引きこもりの方もお願いだからなんでもいいから社会貢献してください・・・)

産んだだけですごい!

育て終わった人はもっとすごい!

だから国から感謝状をもらってもいいくらいだよ。