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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

幸福な家庭の条件とは

裏庭のイチゴ

我が家の裏庭にはイチゴが生えている。

今月もたくさん実がなった。

 

イチゴはツルでそれぞれの実を連結させている。

そして可愛い実は大きな葉っぱ傘の下で守られている。

まるで家族のようだ。

 

そういえばこのイチゴという漢字。

草冠に母と書く。

一つの株に次々にたくさんの実をつける特性があることから、子株を生み出すという意味で「母」の文字が使われたらしい。

 

そして花言葉の一つは「幸福な家庭」。

同じ株から赤いイチゴが実る様子は子沢山の家族のようにも見えることから「幸福な家庭」という花言葉が付いたと考えられている。

でも子沢山だからといって一概に幸福とは言えない・・・。

 

幸福な家庭。

素敵な言葉だ。

 

誰もが幸福な家庭を望んでいる。

日本では新郎新婦が「二人で幸せな家庭を築きます」と、結婚式の出席者の前で誓う。

でも多くの家庭はそういう風にならないことも多い。

それは幸福な家庭とは根本的にどういうものかをあらかじめわかっていないからかもしれない。

加えて、そのためにはどんな条件が必要でどんな努力が求められるかもわかっていない。

 

ではイチゴが育つ幸福な家庭にはどんな前提条件が必要なのだろうか。

それはこのイチゴを観察してみるとわかる。

 

イチゴがすくすくと育つには下記のものが必要。

1。明るい太陽

2。綺麗な空気

3。潤いの雨

4。良い土壌

5。連結したツル

 

同様に、幸せな家庭にも条件がある。

1。明るい親。

2。きれいな雰囲気(よどんでなくて清らかなエネルギーが流れている)。

3。心を潤すような言葉がけがされている。

4。家庭がしっかり立つための土台や基礎となる標準や目標やルールがあり各人がそれをわかっている。

5。家族のメンバーは帰属意識が強く一致団結している。

 

上記の質があなたの家庭にはあるだろうか?

もしあれば

たとえ親子両者の遺伝子がどうでも

親の育った環境が理想的でなくとも

子供の個性がどうでも

幸福な家庭に近づける。

 

上記を心がけている家庭は幸福な家庭になる確率が上がる。

当然完全な家庭じゃあないけど、

人生に課題があっても幸福度は高まる。

 

そもそも

全てがそろっているから幸福なのではなく(そんな家庭はゼロ!)

家族一人ひとりの心構えや態度によるのだ。

 

確かにそれは理想かもしれない。

でも上記の条件を満たそうと努力している家庭は

比較的うまく機能しているように見受けられる。

 

どこで間違ったのか・・・と、

親は子育てが終わってから真理に気づくことが多い。

我が家は今は子供たちが巣立ち、それぞれ全く異なった考えを持ち、

一致もしていない。でもそうなったのは

他でもない親に上記の事柄が欠けていたからが理由の一つであると納得している。

つまり・・・リーダーシップがよくなかったからなのだ。😅

 

リーダーに欠かせないもの

幸福な家庭に欠かせないものは

つまり・・・

確固とした親。

つまり心が安定した親。

自分の歩んでいる道を確信していて揺るぎない確固とした内面を備えた親。

(そんな親どこかにいるのだろうか???)

 

嵐が多い家庭生活の中で親がしっかり立っていない家庭は

崩れやすい。

親の精神状態がものを言うのだ。

究極的にはこれにかかっている。

 

可愛いイチゴの実を守るために

幸福な家庭になるように

親は実よりはるかに大きな葉になるべき。

 

つまり・・・やっぱり・・・

親は上記のことを念頭に入れて子育てに臨まないといけない。

親は家庭のリーダーとして模範を示すことが必要。

(今さら遅いか・・・😅)

  1. なるべく明く振る舞うこと。
  2. 清らかな雰囲気を家庭にもたらすこと。
  3. 魂を潤わすような言葉かけ・・・つまりクリーンな言葉かけを心がける。(意地悪で汚い言葉や表現は避ける)
  4. 家族の目標や標準やルールを決めること。
  5. 帰属意識と一致団結心を高めるようなことを一緒にすること。

これが大切。

(全部やるように心がけたけれど・・・一番目から三番目までがイマイチでした・・・😓)

 

最も大切なこと

なんの考えもなく

家族として何の目標もなく

意識ゼロで幸福な家庭はなかなか築けない。

何を持って幸福と呼ぶのか。

自分も含めてほとんどの親はわかっていない部分が多い。

それは設計図のない建物を建てるようなものだ。

自分達が一体どんな建物を建てる予定なのかそのプランがないのだ。

だからめちゃくちゃの建物になりやすい。

結果的に大嵐でも来れば簡単に崩れてしまう。

 

ただ一緒に暮らしていくだけなら幸福にはなれない。

幸福な家庭には設計図とそれを理解している家族のメンバーの意識が大切なのだ。

 

可愛いからとか・・・そんな軽々しい気持ちで子供を産む人もいる。

何となくみんな子供がいるし、それが家庭だと思い、人並みのことを自分もしたいから?

でも設計図のない家庭で「可愛いだけ」の子育ては難航しやすい。

 

親は家族としての目標は何なのか認識していないといけない。

そして人生の目的とは何なのかそういったこともわかっていた方がいい。

つまり生きる哲学がないといけないのだ。

生きる目的や目標とはただ生き続けることではない。

それだけだと、刹那的な生き方になってしまう。

それは本来の人間的な生き方ではないのだ。

 

子供を有名大学に入れるとか(小学お受験とか・・・・大切?)

そういうことよりも大切なことが幸福な家庭なのだと思う。

実際にこれよりも大切なことって世の中にあるのだろうか。

 

お金とか物は消えてゆくもの。

いくら健康に留意しても肉体もいずれは滅びてしまう。

立派な学歴も、それはそれでいいけれど、歳をとればとるほど人はあまり気にしないもの。

世の中には中卒でも立派な人はいるもの(斉藤一人さんとか)

究極的にはどんなに社会的に成功しても、家庭の失敗を補うことはできないのだ。

(悲しい・・・😰)

 

やっぱり

一番大切なものは家庭で

永続性のあるものは、愛。

これに尽きるのではないだろうか。

 

そういえば、多くの歴史上の偉人も同じようなことを語ってきている。

自分も歳をとるに従って

嫌でもそれがまさに真実だと納得するようになってきた。

 

そして自分がどんなに間違っていたかを気付かされるに至った。

 

幸福な家庭の前提条件は5つだけ。

イチゴの家族のように生きれば家庭は幸福度が増すのだ。

 

ドクダミママ至言

幸福な家庭を築くためには・・・・

  1. ’なるべく’明く振る舞うこと。
  2. 清らかな雰囲気を家庭にもたらす。(濁ったエネルギーを流さない)
  3. 魂を潤わすような言葉かけ・・・つまりクリーンな言葉かけを心がける。(意地悪で汚い言葉や表現は避ける)
  4. 家族の目標や標準やルールを決めること。
  5. 帰属意識と一致団結心を高めるようなことを一緒にする。

上記の実行は不可能ではないけれど、完璧を目指すなら無理がある。

でも親はひたすら努力を続けるしか他に術はないのだ。

もし、その努力が十分じゃないと文句を言っている子供がいたら、それは子供側の問題。

 

ほとんどの親は多忙でさまざまな悩みや問題を抱えて生きている不完全で生身の人間。

みんななにかしら問題あり。

それが人間というもの。

完全なんて無理。

ただ七転び八起きの努力だけしかできない。

でもそれでいいと思う。

昨日よりほんの少しマシにできたら自分を褒めてあげよう。

成長していればいいのだよ。