人気ブログランキングへ (/head>

ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

考えすぎる母は教科書が大好き

教科書はどこ?

機器関係のものを購入すると通常は使用説明書なる便利なものが付いてくる。

でも・・・

子供は子育てマニュアルなしで生まれてくる。

説明書がないので大体の人は「平均的な」子供向けの説明を読み情報を得ることになる。

 

私も子育て中にいつもやっていたことは教科書探しだった。

それぞれの子供の問題に対応するための答えが書いてある教科書。

それをずーと探していた。

だから最低100冊は読んだと思う(これプラス、ネット情報も少し)。

 

その結論とは?

読めば読むほど混乱していった。

 

答えはあったようでなかったような。

今でもよくわからない。

 

親業は実地訓練でトライアル&エラーで行われる。

それで本などに頼る人にはこんなことが起きやすい。

 

この本にこう書いてあったからこれをやってみよう。

3ヶ月。

う〜ん。

うまくいかない。

次!

これもうまくいかない!

次!

 

活字に頼るとこんなことを繰り返す可能性が高い。

そしてその犠牲者は当の本人である子供にしかり。

当然、子供はたいへん混乱することになる。

親が子育ての方法をいろいろ変えるからである。

私は息子の一人にこんなことを言われた。

「実験台」と。

それを言われて「ごめん」としか言えなかった。

 

その実験でうまくいく場合も確かにある。

うまくいかない場合の方が多い。

 

なんとかメソッドが素晴らしいと言われているから飛びつき、でも我が子には合わないこともある。

ここが親業の非常に難しいところなのだ。

料理は失敗しても、次に気をつけてまた作り直せば良いし、まずかったらもう作らなければいいのだ。

子育てはそんな風にはいかない。子育てで失敗すると取り返しがつかないことにもなる。それが怖くで親はますます学習意欲が増す。

それでまた混乱する。

でも何もしないよりはいいと思い、とりあえず色々試してみるけれど、うまくいかず失敗を繰り返す。

で、自己嫌悪に陥る。

ああ、ため息。

 

散々失敗を繰り返した私が行き着いた結論はこれ。

本を読むのは大丈夫。

研究もよし。

でもそこに書いてあることを全部うのみにするのではなく自分の子供に適用できるかよくよく照らし合わせないといけない。

それには自分の心に聞かないといけない

人に聞くのはだめ。

自分の子供のことは自分が一番知っているはず(なんだけど・・・汗)。

母親は第六感が優れている。

特に我が子のことになるとそうだ。

教科書がなくて生まれてくる子供をどうやって育てるのか。

やはり第六感、つまり直感であると思う。

 

もし神様がおられるなら、なんの説明書もなく

「ほれ、今日からあんたが親だよ。しっかりやっておくれ」と

あなたを置き去りにしていくはずがない。

親に与えられた一番の教科書はその直感であると思う。

これは本当であると断言できる。

 

だから本などで情報を得たあとは、

それを

あなたの心がどういう風に感じるかを把握しないといけない。それが自分の声を聞くと言うことだ。

 

そしてくれぐれも言いたいことは、

専門家が勧めているなんとかメソッド我が子をきっちりと合わせるのではなく、

我が子メソッドを(合うところだけ選んで)合わせてあげないといけない

つまり、メソッドを曲げて、子供を曲げない

主役は子供でメソッドではない。

これがコツ。

 

日本人は活字が大好きな国民だと思う。

教科書も大好き。

規則とかルールも好き。

それは安心するからでしょう。

大先生の意見とかね、大好きでしょ?

一人歩きって怖いですからね。

誰かのバックアップが欲しいのです。

特に自分の子供に責任があると思うとついつい真剣になってしまう。

 

でも

活字や人の意見に全て耳を傾けると悩みは尽きない。

頭も混乱する。

 

だから

そこのお母様。

もう一冊読もうとか思ってはいけないよ〜〜〜。

 

自分の心に聞いてみて。

自分の心が一番正しいと思う。

四人の子供を育てて散々失敗した私が言うんだからほんと。

でも、直感とか第六感ってね、リラックスしていないとよく働かないのですよ。

だから、子供に問題がある場合は、そこから頭を離すことが必要。

 

でも役にたった本(2冊だけ!)はあるのでまたの機会にご紹介したいと思います。

***************************

 ドクダミママ至言:

子育ては直感と第六感。

プロの言うことを全部うのみにしないこと。

心の声を聞くこと。