人気ブログランキングへ (/head>

ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

義理の家族

今年のクリスマス休暇は、

息子のカイリーは嫁と3回目の結婚披露宴をするためにメキシコに渡っている。

つまり3回目の大騒ぎ。

 

私たち残りの家族は参加しない。(もう2度も参加したでしょ?)

メキシコの2019年の殺人事件は約30000人に及ぶ。

ひょえ〜〜〜!

もしかして!

これなら

自分が犠牲者になる可能性も十分あり得る!

だから行かない。

でも他にも理由がある。

それはもう彼らの大騒ぎについていけないからだ。

ねえ~もうじゅうぶんじゃない?

 

パーテ文化

結婚すると息子というものは自分の実家に寄り付かなくなるのはアメリカでも同じだ。

だからこの面は仕方がないと思っている。

でも・・・。

 

息子は嫁の実家に入り浸りだ。

付き合っていた時からず〜とこれ。

本人も半分迷惑がっていたけれど、恋人が半強制的に連れていくので断れなかった。

今は結婚したので益々訪問義務が増えた。

 

息子の義理の家族は典型的なメキシコ人でとても暖かい感じのいい人たちである。

そのため息子はそこに行くのが好きだ。

それに比べて、自分の家は「く真面目」で「真剣」で「堅苦しい」と思っているようだ。

はっきり言って「嫌でしょうがない」らしい。

 

ラテン文化は日本文化とも一般的なアングロ文化とも異なる。

リラックスしていて家族(友達も)が集まる機会が異常に多い。

実際恥じる嫌いもなく

We, the Latinos, love getting together ALL the TIME! 

(僕たちラテン系はね、年中つるむのが大好きなのさ!)

と言っていた。

はっきり言って多すぎる。

集まる理由などなくとも

勝手に理由をこじつけて集まる。

多忙な人は最低週2で、ほとんどの人はもっと多い。

 

誰かの誕生日や記念日はもちろんのこと、

メキシコ、アメリカ両国の全祝祭日。

(これに日本の祝祭日も追加しようかとも言っていた。唖然。)

雨が降ったからパーテイ。

雪が降ったからパーテイ。

太陽が出たからパーテイ。

虹が出たからパーテイ。

友達から連絡があったからパーテイ。

何となく嬉しいからパーテイ。

落ち込んでいるからパーテイ。

お酒が飲みたいからパーテイ。

お給料日だからパーテイ。

なんとなくそんな気分だからパーテイ。

・・・・・・・

 

日本人の私から見ると

はっきり言って

やりすぎ!

絶対そうだよね〜?

 そう思うでしょう?

 

彼らはいつ生活態度を見直して将来のための計画を立てるのだろうか?

彼らはなぜするべきことが終わっていないのに平気な顔で遊びに行けるのか?

彼らは資産の管理も貯蓄も全くしない。

今日一日の事しか考えていないようだ。

それで心配じゃないのか?

息子もそれと同様なのでメキシコの文化が大好きだと言っていた。

別に妻の実家に行くなとは言わない。

ただ、他の全てのするべきことを終えてから行く、というのが賢明な人のすることじゃないの?

それとも

それって日本人だけの考え方?

 

ちなみに嫁の実家は貧乏なメキシコ人ではない。

息子の姑は医者の家の出身で本人も歯学部出身。

舅はエンジニア。両方とも大卒。

家族もみんなそんな感じだ。

まともな家というかメキシコの実家は裕福層に属する。

それでもメキシコ人には変わらない。

 

その文化。

勘弁してほしい。

 

優先順位がおかしい

カイリーはなんでもゆっくりで今一頭が働かない。

だからなんでも理解が遅いし時間がかかる。

ということは、妻の家で遊んでいる場合ではないのだ。

今の仕事も1年半後には解雇になることは分かっている。

それでも彼にはそのことを不安に思っている素振りもない。

次の動きを検討している感じもゼロ。

カイリーの嫁はものすごく頭がよく何故こんな優秀な女性がうちの息子と結婚したいのか全く理解できない。

(私は付き合っている時から嫁に止めておいた方がいいよ〜、と警告したんだけど)

別に彼らの人生なので今更反対をしても仕方がないけれど、

この親の家にしょっちゅう呼ぶのは止めて欲しいのだ。

息子は他にやることがあるんだよ!

職業的も経済的も健康的にも問題を抱えているのでそれに焦点を当てるべきで、

遊んでいる場合じゃないんだよ!!!!

そうやって生きていると、今は楽しいかもしれないけれど、

しっぺ返しがすぐにやってくるのだよ。

だいたいが、息子は借金を抱えていて遊びにいけるような身分ではないのだ。

一刻も早く借金を返ししっかり生活の基盤を築くことが最優先じゃないの?

じきにポンコツトラックは完全に機能停止し、仕事も失い、我が家の地下からも追い出され、苦しい人生が君を待っている。

それでも親は君をどん底から救ってあげれないことを忘れてはいけない。

 

お好きなように

それを言ったら、逆上していた。

なので諦めた。

底をつかせるしかない。

いや。底の底の底の底の底の底の底の底の底の底をついてもらおう。

当然そんなことを望む親はいない。

でも薦めに従わない人に他に何ができるというのか。

 

頑固で生意気で高慢で反抗的で感情的で繊細で教訓から全く学ぼうとしないオスライオンに何を言っても無駄(怒らせるとすごく怖い!)。

私は彼に関しては(かわいそうだけど)親業から足を洗わせてもらうことにした。

(メキシコにいるし)今のところまだ口を利いていない。

 

息子はいっそのことメキシコに移住したらいいと思う。

生活費は安いしゆったりとしていて人は暖かい。

彼に絶対向くと思う。

困ったことがあればメキシコの親戚に助けてもらえばいいのだ。

彼は妻の名字に変えたいと言っていた。

どうぞどうぞ。

賛成です。

 

彼にはメキシコ文化が似合う。

毎日楽しければそれでいい文化。

あの国に原子爆弾が落とされても絶対復興しないだろう。

そんな国民性なのだから。

 

ドクダミママ至言

1.成人した子供に何を言っても無駄。

2.   頑固で生意気で高慢で反抗的で感情的で繊細な人間に何を言っても無駄。

3.   他国の文化は尊重したいけど、家族のことになると別件。